
イタリアの老舗チョコレート・ジェラート専門店 「Venchi(ヴェンキ)」。その日本第1号店が東京・銀座松屋通りに2019年12月、オープンしました。
ヴェンキは1878年、イタリア・トリノにチョコレートショップとして開業。現在は世界各国に100を超える直営店を持ち、70か国に輸出されています。
ヴェンキ 銀座店があるのは、銀座駅から歩いて3分ほどの場所。ガラス張りの壁に吊るされたジェラートが目を引きます。外観の植物や鳥のように見えるモチーフは、近くで見るとスプーンの形。さらに小さなスプーンの中を覗き込むと、ヴィンテージコラージュが見えるというユニークなデザインです。


お店にはジェラートラボを併設。合成香料、フルーツアロマ、着色料、添加物の使用を抑え、鮮度にこだわったジェラートが提供されています。2フレーバーまで選べるピッコロ(S)が702円、3フレーバーまで選べるレゴラーレ(M)が864円、4フレーバーまで選べるグランデ(L)が1,080円(全て税込)。

フレーバーは「バニラ」、「ティラミス」、ヘーゼルナッツ&チョコレートの「クレミノ」、ダークチョコレートの「クオール ディ カカオ」、「ストロベリー」をはじめとしたフルーツ系など豊富にラインナップ。コーンかカップを選べて、+108円で「グルメコーン/カップ」としてトッピングを追加できます。トッピングはラズベリー、チョキャビア75%、ヌガティーヌ。

注文したのは、グルメカップ(ラズベリー)のピッコロ。フレーバーは「ピスタチオ」と「マスカルポーネ&キャラメラズドフィグ」をチョイス。店内にイートインスペースはありません。

ジェラートは舌にもったりと重みを感じるほど濃密な口あたり。「ピスタチオ」はゆったりとろけながら、深いコクと香ばしさを広げていきます。カップの中に追加したラズベリーが甘酸っぱいアクセント。

シンプルなピスタチオと異なり、「マスカルポーネ&キャラメラズドフィグ」は複雑な味わい。まずはキャラメリゼされたイチジクの芳醇な甘みが弾けます。まろやかな旨みの中に苦みがほんのり。それぞれの風味が溶けあって豊かな風味をつくり出しています。

お店にはジェラートだけでなくチョコレートも豊富にラインナップ。次回は購入したチョコレートをレビューするのでお楽しみに!
住所:東京都中央区銀座4-3-2