カフェ・ド・クリエとメゾン・ド・ヴェールで販売中の「ショコラようかん オレンジ」を食べてみました。高級チョコレートのような、ようかんのような不思議なおいしさです。
東京ミッドタウン日比谷のフレンチレストラン「morceau(モルソー)」のオーナーシェフ・秋元さくら氏とのコラボレーションで、 洋の味わいを取り入れた和菓子だそう。
1袋に3個入りで価格は380円(税別)。カロリーは1個54kcalです。ショコラを煉り込んだ白あんベースのようかんに、輪切りのオレンジの蜜漬けをトッピングとしてあしらい、ひとくちサイズにしたててあります。
上から見るといかにもしゃれが洋菓子なのですが、裏返してみると完全にようかん。かじってみると、小豆の風味はふわりと優しく、口あたりはすっきりして、「練りようかん」よりは「水ようかん」のおもむきです。
しかしオレンジの蜜漬けは、鼻に抜けるような柑橘系のフレーバーがあり、果肉はもちろん歯ざわりのよい皮の部分を噛むと、さわやかな香りが口いっぱいに広がります。
カカオのにおいは、はじめのうちはあまり感じられませんが、オレンジの部分を避けて、ようかんの部分だけを舌の上で転がすようにして味わうとちゃんと甘やかに鼻をくすぐってきます。
ようかんながら、コーヒーとも紅茶とも合う一品。誰かとシェアしても楽しめます。