甘い×しょっぱい=甘じょっぱい。クセになる味の法則のひとつです。今回この“甘じょっぱい界”でもかなり中毒性が高いと思われる商品を食のセレクトショップ・久世福商店で見つけたのでご紹介します。その名も「柿の種タッフィー」。
久世福商店「柿の種タッフィー」
柿の種&ピーナッツを合わせたいわゆる「柿ピー」にたっぷりのキャラメルを絡めて固めたお菓子。ランダムな大きさに割られたものがスクリュー式のボトルに詰められています。240g入りで価格は980円(税別)。分厚く仕上げられているので、かじった食感はバリッと固め。しかし口の中に入るとキャラメルが溶け、柿の種のサクサク、ピーナッツのカリカリとした軽やかな食感が顔を出します。
噛むごとに弾けるキャラメルの甘さ、柿の種の塩気、ピーナッツのコク。それぞれが強まり、弱まり、味が目まぐるしく移り変わり、さほど複雑なお菓子でもないのに全く飽きません。奥歯に甘く詰まったキャラメルが塩気を欲し、気付けば次のひとかけを口に放り込んでいる…。
配合バランスもあるでしょうが、ここまでクセになるのは柿の種、ピーナッツ、キャラメルのそれぞれがおいしいから。キャラメルは香料を一切使用せず、直火で煮詰めて作るなど品質が追及されています。たぶん似たような商品でもっと安価なのを食べても、ここまでの衝撃はないんじゃないでしょうか。
なおカロリーは100gあたり546kcal。1商品あたり1,300kcalくらいになる計算です。小分けにして食べる強い意志を持っている人は気軽に、誘惑に弱い人は心してお試しください。