
『ガリガリ君リッチ』シリーズから、思わず二度見してしまう新味「たまご焼き味」が発売されました。赤城乳業、久々にやりよったな…。
2014年に登場し賛否両論あった「ガリガリ君リッチ ナポリタン味」の反省を生かしつつ生み出されたという新商品。ねえ、ほんとに?ほんとに大丈夫なの…?

不安ながらも買って食べてみたところ…まさかの、事前の懸念を吹き飛ばすくらいおいしかったのです!みんな!意外といけるよこれ!!
◆香りは惣菜風
黄色一色のガリガリ君。たまご焼き味のアイスキャンディーの中に、たまご焼き味のかき氷が入っています。さらに氷の中には“味つきたまご”入り。
匂いをかいでみると、ほんのり香ばしいお惣菜みたいな香りがします。心がざわざわしてきました。
◆奇跡が起きた
恐る恐るかじると……あれ、おいし…い…?第一印象は「ふんわり甘い」。アイスを食べているという意識と、このやさしい甘さが合体して、カスタードクリームみたいな味と脳が錯覚します。
ですが口の中でアイスと氷が溶けた後、舌に残るのは紛れもない「たまご」です。ぷりぷりとした食感で、「あ、そうだこれたまご焼き味だったわ」と意識を現実に引き戻してくれます。ただ、意外にいける!

隠し味に加えられている「粉末しょうゆ」も気になっていましたが、しょうゆそのものの味はしません。ほんのり香ばしくなっているのと、たまごの甘みがしょうゆの塩気によって引き立てられているかもしれません。
◆結論→意外にいける
総括すると、「ガリガリ君リッチ たまご焼き味」=甘め仕立てのたまご焼きの味!たまごの味(と食感)がしっかりしますが、デザートとしても成立していました。たまご自体はスイーツにも広く使われていますし、よく考えれば不思議なことじゃないんですよね。少なくともナポリタン味よりは何倍も抵抗なく味わえるアイスです。ただ、いつものガリガリ君みたいに渇いた喉にパクパク食べて流し込むというよりは、ひと口ずつゆっくり味わって食べるアイスかもしれません。しょうゆやケチャップ、塩などいろんな調味料をかけて“味変”にもトライしてみたくなりました。