池袋「本と珈琲 梟書茶房」

「Esola(エソラ)池袋」4階にある、「本と珈琲 梟書茶房」。選りすぐりの本と珈琲で“新しい出会い”を提供するカフェです。ドトールコーヒーと、神楽坂の書店「かもめブックス」の柳下恭平さんがコラボレーションして誕生しました。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
本と珈琲 梟書茶房

まず目に飛び込んでくるのが、入口横にある“シークレットな本屋さん”。並べられている本を手に取ってみると……あれ?タイトルが書いてない……?実は、こちらで販売されている本はすべてタイトルや装釘が隠されているんです!


池袋「本と珈琲 梟書茶房」

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
カバーのかかった本がずら~っと

書かれているのは、本の通し番号と、本の魅力を伝えるあおり文。購入し、表紙を捲って初めてタイトルと作家が分かるという仕組みです。いつもはついつい作家名や表紙の雰囲気などで選びがちな人、同じジャンルの本ばかり読んでしまうという人も、これなら本との新しい出会いが楽しめそう!

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
あ、分かった!あの本だ!

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
これはあの人の詩集かな…?

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

シャンデリアが吊るされた店内は、クラシックな雰囲気でまとめられた空間。いくかのエリアに分けられており、先ほどご紹介した「シークレットな本屋さん」の他に、「ラウンジ」、「図書エリア」、「アカデミックエリア」などがあります。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
(画像は公式サイトより引用)

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
お洒落~♪

筆者が通されたのは、本とじっくり向き合える「アカデミックエリア」。机の下には選書が入れられており、座る席ごとに置かれている本が異なります。伝票の代わりに渡される鍵も遊び心があって可愛い♪

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

注文したのは、「パンケーキ(税別580円)」と、「本と珈琲のセットNo.25(税別1,500円)」。スキレットで提供されるパンケーキは、焼き上げるのに20分ほどかかります。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
これは見逃せないでしょ…!

先に運ばれてきた「本と珈琲のセット」は、柳下さんがセレクトしたシークレットブックと、そのテーマに合わせて菅野眞博さんがブレンドした特別なコーヒーがセットになったもの。数量限定。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
本と珈琲のセット

今回のテーマは、「じりじり」。オノマトペから選んだ本がついてきます。時報を知らせる置時計の音。肌を焼く陽射し。緊張と熱量……。様々な“じりじり”を想像しながらページを捲る、ちょっと贅沢なひと時が楽しめます。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
タイトルは内緒♪

珈琲は、“ケニアの持つ力のある酸味、エチオピアのフローラルな風味を合わせることで、甘夏のような甘酸っぱさを表現”した一杯。きりっとした酸味と、コクのある苦みが口内に広がります。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

プレーンの「パンケーキ」は、粉糖とバターのみトッピングされたシンプルな仕上がり。お好みでメープルシロップをかけて楽しめます。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

まず焼き色が素晴らしい!「これぞ理想のパンケーキ!」と拍手をおくりたくなるような、綺麗なきつね色にうっとりしてしまいます。

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
この焼き色を見て…

ナイフを入れると、ふわんっと広がる香ばしい香りと湯気。外はサクッ、中はしっとりふわんふわんで、とってもエアリー。噛む度、ほわほわっと温かな生地が口の中で幸福をふりまく美味しさ。ぱっと見なかなかのボリュームなんですが、自分でもびっくりするほどペロッと食べきってしまいました。なんならもう一皿食べられる!

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
ほんわ~

池袋「本と珈琲 梟書茶房」
外サク、中ふわ

池袋「本と珈琲 梟書茶房」

美味しい珈琲とフードを楽しみながら、じっくりと本に向き合える、池袋の「本と珈琲 梟書茶房」。ひとりで過ごすのはもちろん、本好きの友人とおすすめの作家について熱く語り合うのもおすすめです。ぜひ一度足を運んでみて!

■本と珈琲 梟書茶房
住所:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola(エソラ)池袋 4F
「本と珈琲 梟書茶房」
住所:東京都豊島区西池袋1-12-1