成城石井の「NUMI オーガニックハーブティー」にペットボトル飲料が登場していたので、さっそく購入。今回は「オーガニック ホワイトローズティー」を試しました。
500ml入りで価格は150円(税別)。中国茶の一種ホワイトティー(白茶)とバラのつぼみを配合しており、バラのはなやかで繊細な香りとお茶の甘味が口の中に広がるのが特徴とのこと。無糖、香料・着色料不使用でカロリーゼロ。
いざフタを開けて鼻を近づけると、なまめかしいほど濃密な花のにおいがたちのぼってきます。よく輸入食料雑貨店などで売っているバラのジャムやシロップ、ローズウォーターとそっくり。そこに白茶の風味が加わったおかげでぐっと引きしまって飲みやすくなっています。
ちなみにホワイトティーは本来、上品な香りと後に残る甘味が特徴だそうですが、バラの花の個性が前面に出ているせいか、お茶としてはややうしろに引いている印象です。
たっぷりの氷を加えると、ホワイトローズティーはまたちがった顔を見せてくれました。お茶の渋味や酸味、苦味などが薄れて飲みやすくなる一方、バラの香りは弱まらず、いっそう浮き上がります。
キンキンに冷やしてもまだかぐわしいローズフレーバーを満喫するうち、これならゼリーに使ってもおいしいとか、かき氷にしてみたいとか、せっかくのゼロカロリーを台無しにする考えもはたらいてしまう、ちょっと誘惑的な味わいでした。