老舗のオムライス専門店「ラケル ダイニング」。東京をはじめとした関東、東海、関西などに店舗が展開されています（記事執筆時点）。

今回訪れたのは、渋谷にある宮益坂店。渋谷駅から歩くこと約5分、店の外ではオムライスがズラリと並んだショーケースがお出迎え。地下にあるお店へと階段を降りていきます。



店内は、イギリス湖水地方の農家のダイニングをイメージしたインテリア。赤いギンガムチェックのテーブルクロスに、木の温かみのあるイス、壁を飾るたくさんの写真や花々がメルヘンな雰囲気を作り出しています。水の瓶や砂糖入れまでかわいい。


メニューは、卵料理にラケルパンとサラダ、じゃがいもを添えたオリジナル料理「KUKU」が豊富にラインナップ。ドリンクやデザートも用意されています。今回はロングセラーだという「KUKU餅もちチーズオムライス」を注文しました。価格は1,015円（税込）。


餅入りのもっちりふわふわ卵が包んでいるのはカレー味のピラフ。口内でほどけて、スパイスの香りをふわんと広げます。そこに絡まるのが濃厚なデミグラスソース＆チーズソース。それぞれのコクやスパイシーな風味が一体となって幸せ～！


オムライスもさることながら、付け合わせのラケルパンにも感動。長い年月をかけて卵料理に最も合うよう開発されたパンは、ほのかに甘くふんわりとした口あたり。切り込みの間に塗られたオリジナルバター入りスプレッドが、ジュワンと口の中で染み出してきます。料理が運ばれてきた際に店員さんにも言われましたが、これは温かいうちに食べるのが正解。



ゴロッと丸ごとのじゃがいもには、オムライスで余ったソースをつけて。ホクホクの甘みが濃厚ソースと相性抜群です。ドレッシングがかかった野菜で口をさっぱりさせつつ、全て食べ終わる頃にはお腹いっぱい。


開店直後に入った時は店内にひとりでしたが、お昼にかけてどんどん混んできて、いつのまにか満席に。サラリーマンからカップル、家族連れ、外国の方まで幅広い客層で賑わっていました。素敵な店内でこだわりのオムライスを味わえるラケル。多くの人に愛され続ける理由がわかった気がします。