
「マロット」はお肉で作ったにんじん(?)。ローストビーフサンドイッチの販売で知られるアービーズが作り、レシピを公開しました。

大豆ミートで作られたハンバーグや生姜焼きや唐揚げなど、野菜で作られたお肉の代用品が次々登場しています。アービーズはこのような風潮に対し「野菜で肉が作れるなら肉で野菜ができるはず」と、「マロット」を生み出しました。
「マロット」を作るにはまず、七面鳥の胸肉を人参っぽく切り分けます。これをガーゼとラップでくるみ、約1時間茹でましょう。

この段階では肉そのものですね



引き上げたのち、表面ににんじんパウダーをたっぷりまぶし、1時間ローストすれば完成です。最後にパセリを挿せば、さらににんじんらしいルックスになります。


こうして出来上がった「マロット」は栄養満点。4分の1ポンド(約113グラム)の七面鳥の胸肉には11IUのビタミンAしか含まれていませんが、「マロット」なら一日に必要なビタミンAの約70%を摂取できるのだとか。

お肉が大好きで野菜が苦手という人でも、「マロット」を含む“ミートでできたベジタブル「メジタブル」”なら食べられる…というか、積極的に食べたくなるかも。その結果、様々な栄養素をバランスよく摂取できるようになるかも。これがアービーズの狙い(のひとつ)のようです。

「マロット」の作り方についてはアービーズが公開している次の動画を参考にしてみてください。
Arby's Marrot from Inspire Stories on Vimeo.