
福岡 陸上自衛隊・飯塚駐屯地「ボタ山カレー」
サエコ:突然だけど「ボタ山」って知ってる?紺崎:聞いたことないです。ぼた餅の仲間か何かですか?
サエコ:ボタ山は、石炭の採掘で混じる捨石(ボタ)の集積場のこと。炭鉱の町として栄えた福岡の飯塚市では、地域のシンボルとして今も残っているんだって
紺崎:ひとつ賢くなりました。でもどうして急にボタ山…?
サエコ:実は福岡のお土産に「ボタ山カレー」をいただいたの。陸上自衛隊飯塚駐屯地の食堂の名物メニューらしいよ

紺崎:どんな味が気になります。さっそく食べてみましょう
ボタ山カレーの作り方
サエコ:中に入っているのはレトルトカレー1袋。ごはんは自分で用意しなきゃ紺崎:パッケージの写真だと、白米ではなく食用竹炭を使った黒いごはんと合わされています。これでボタ山を表現しているそう
サエコ:食用竹炭なんてすぐ手に入らないな…代わりにイカスミソースを使うのはどう?
紺崎:味が少し心配ですが黒くはなりそう。ソースを混ぜた白米を深めの器に入れて、皿の上でひっくり返すと…

サエコ:ボタ山が出現!思ったよりうまくいって嬉しい

紺崎:最後にボタ山を照らすお月様をイメージした卵をのせれば完成

ボタ山カレー実食
サエコ:香辛料を使って“石炭の黒”をイメージしたカレーに仕上げてあるそう。ひと口目は想像以上にまろやか紺崎:ルーに溶け込んだ野菜やチキンエキスのコクを感じます。後から辛みがじわじわ

サエコ:具は牛のサイコロ肉がゴロゴロ入っていて贅沢!
紺崎:柔らかい肉ですが、少しかたいものもありました。どれも旨みはしっかり
サエコ:心配してたけど、カレーとイカスミごはんもけっこう合うよ。肉とは異なる魚介の旨みが加わることで、味に深みが出てる

紺崎:結果オーライですね。卵は言わずもがな好相性
サエコ:コクのある黄身を絡めて食べると幸せ~

紺崎:ほど良くスパイシーな後味がクセになります
パッケージにも注目
サエコ:食べるのに夢中だったけど、よく見るとパッケージも凝ってるな
紺崎:内側では、飯塚市やボタ山カレーが写真付きで紹介されています。旅行パンフレットみたい
サエコ:裏側は飯塚駐屯地の説明が載ってるよ。食べるだけじゃなくていろいろな知識も増やせて楽しい

紺崎:福岡のちょっと変わったお土産にいいかもしれませんね