洋麺屋五右衛門の夏のおすすめメニュー「豚しゃぶとたっぷり香味野菜の冷製和風おろし」を食べてきた。ゆでたての麺を冷やしたきゅるきゅるした食感と、シソやミョウガといったさっぱり系の薬味がとても合う。
価格は1,242円(税込)と五右衛門のメニューでもそこそこ高い方。和風のスパゲティで、とにかく「これを食べればさっぱりしそう」という薬味の野菜が山ほどのせてある。最も目立つのはシソとミョウガ。どちらも噛むごとにさわやかな香りが鼻をくすぐる。
さらにカイワレやミズナ、たっぷりのダイコンおろしも、口に運ぶごとにそれぞれすっきりした風味を競うよう。豚肉は薄切りながらしっかり脂がのっているうえ、ゴマダレがからめてあるのでこってり。コントラストが鮮烈だった。
麺はいかにもスパゲティという太さで、ゆでたてを冷たくしてあるのできゅっとしまってコシがあり、喉ごしがよい。いつもコンビニエンスストアなどで買う冷たいパスタサラダとはまた違った食感。ひょっとすると、つけ麺の「ひやもり」より、ざるそばより、ゆでたてを冷やしたパスタはツルツルになるのかも、とつい考えるほど。
ボリュームはたっぷりで、ランチはもちろん夕食にも十分。暑くなる季節にはぴったりの一皿。