幸楽苑の「冷し中華」
今は夏だっけ、春だっけ……

幸楽苑「醤油だれ冷し中華」

幸楽苑の冷やし中華が始まっていたので食べてきた。エアコンの利いた店内でたぐるひんやりつるつるの麺は、結構うまい。

幸楽苑の冷やし中華は4月中旬に登場。いささか早い気もするが、ザル蕎麦は春でも食べるしなと、さっそく注文。スタンダードな「醤油dれ冷し中華」を選ぶ。価格は680円(税込)。


少し待って運ばれてきたのは、予想よりもずっと豪華な一皿。透明な器に盛りつけてあるのが涼しげできれいなのはもちろん、いろどり豊かな具材がうれしい。

幸楽苑「冷やし中華」
具材がとっても色々のっている

まずは薄切りのチャーシューに細切りのハムと肉が2種類。さらに開いたエビとクラゲで魚介が2種類。メカブ、メンマ、ベニショウガ、ナルト、金色の卵焼きととにかく色々のっている。

幸楽苑の「冷し中華」
薄切りチャーシュー。しっかり肉味

幸楽苑の「冷し中華」
エビ!

ひとつひとつすべて歯ごたえも風味にはっきりした違いがあって、順番に食べていると飽きが来ない。しかも、そろってほんのり甘味と酸味をつけた醤油ダレによく合う。さらに冷たく冷やした麺はキュルキュル、シコシコしてコシがあり、のどごしもよい。

幸楽苑「冷し中華」
ひんやりツルツルの麺、夏だなあ。いやまだ春だ。

ところで皿の端につけてあるカラシだが、これには注意が必要。つんと鼻をぬけるような辛さがはんぱではない。少しでも溶かして麺にからめるとまったく別の料理に変わると述べても過言ではない。辛いのが好きな人でも試す際は慎重にちょっとずつ味わうのがよさそうだ。

暦(こよみ)の上で夏を迎える「立夏」は、2019年は5月6日とまだ先だが、その前でも気温が高い日には十分に楽しめるメニューだった。