すき家の「和風オニサラ丼」を食べた。いつもの牛丼にオニオンサラダをのせてゆずポン酢をかけた一杯。シンプルだがおいしい。
販売価格は並盛が480円(税込)。メニューによると、繊維にそって薄切りにすることでシャキシャキ食感を引き出した生のままのタマネギスライスを、牛丼にたっぷりのせているのだそう。
生のタマネギスライスはつまんでみると、ほとんどクセがなく、香りもさほど強くない。あくまで歯ごたえを楽しむための具材だ。一方で、ゆずポン酢の柑橘らしいにおいと、きゅっと口がすぼまるようなすっぱさは際立つ。
さらにまた、さっぱりしたオニオンサラダのおかげで、下にある牛丼の甘みと塩気がかえってはっきり感じられる。タマネギの風味もむしろ、牛肉と一緒にやわらかく煮込んであるスライスから主張してくるようだ。
ご飯と一緒にタマネギスライスと牛肉を口に運ぶと、あっさり味とこってり味のコントラストをいちどに楽しめる。牛丼のうまみはちゃんとありつつ、後味もすっきりしていて、大盛を頼んでもぺろりといけてしまいそうだ。
ちなみにトッピングを追加するなら生卵がおすすめだそうだが、今回は見送り。代わりというか、タマネギスライスの白に映えそうだなと、テーブルに備えつけの赤い七味トウガラシをかけてみた。
見た目にきれいで、辛さもしっくり合うので、こちらもおすすめ。