のもの「長野のひとくちキウイ」
国産キウイのドライフルーツ

JR東日本のエキナカコンビニエンストア「NewDays(ニューデイズ)」で見かけたドライフルーツ「長野のひとくちキウイ」を味わってみました。見た目は鉱物標本のようにきれいですが、とてもやわらかくて食べやすい。

のもの「長野のひとくちキウイ」
パッケージはこれ

長野県産のキウイを素材の色や風味を残したまましあげているとのこと。地産品ショップ「のもの」と南信州菓子工房が共同開発したそう。販売価格は235円(税込)。


袋を開けると、ころころと、ふぞろいのかたまりがいくつか出てきました。ひとめでキウイと分かる鮮やかな緑、それに黒い種。しかし水分が飛んで縮み、表面がきらきらしているようすは、なんだか鉱物標本のよう。

のもの「長野のひとくちキウイ」
すごく鉱物です

エメラルドとかヒスイの、まだ研磨していない原石を連想します。しかしつまんで食べてみると、石ではない証拠にとてもやわらかい。ドライフルーツの固さはものによって違い、ちゃんと噛んだ感じのある歯ごたえの強さを好む人から、口の中で崩れて溶けてしまうようなもろさを好む人までさまざまですが、南信州菓子工房のそれは、かなり後者寄り。

ひとつぶかじると、はじめ舌にはっきりした甘さが伝わりますが、あとからキウイらしい酸味があって、ピリリというしびれるような後味も。種のツブツブ感もアクセントになっておいしい。

のもの「長野のひとくちキウイ」
種のプチプチが楽しい

次々に口へ運んでいるとすぐなくなってしまいます。もっと数がいっぱい入っていればいいのに、と一瞬考えましたが、ドライフルーツをおやつに楽しむならこれぐらいがちょうどよいかも、と思い直すことに。なおカロリー量は合計83kcal。飲みものは、甘くなく冷たいペットボトルの緑茶などが合いそうです。