タニタカフェの「牛スキフォー」
タニタのカフェはなぜかベトナムの麺料理「フォー」がうまい

タニタカフェをご存知だろうか。名前の通り体組成計メーカーとして知られるタニタのカフェで、なぜかベトナムの麺料理「フォー」がおいしい。

タニタは体組成計などの電子機器を製造、販売するかたわら、低カロリーで栄養バランスの取れるよう工夫したメニューを出す飲食店を熱心に展開している。タニタカフェもその1つ。東京では有楽町などにある。お昼時はなかなかの繁盛ぶり。

タニタカフェの外観
カフェだ

カフェというからにはサンドイッチやデニッシュなどが主力かと思いきや、充実しているのは先述の通りベトナムの麺料理、フォー。お米の粉で作った、きしめんに似た平たく半分透き通った白っぽい麺を熱々のスープと一緒に食べる、あれ。

タニタカフェはフォーにかけてはベトナム料理の専門店に劣らないほど色々な種類があり、期間限定メニューもどんどん出る。12月10日までの季節メニューとして登場しているのが「GYSUKI PHO」こと「和出汁で仕上げた牛スキしゃぶと温泉卵のフォー」。

タニタカフェの「牛スキフォー」
フォーがおいしい。右隣にあるのは「もち麦」

価格は1,280円(税別、以下同じ)と、数あるフォーメニューの中でも高い方に入るが、せっかくだからと奮発する。さらに追加100円で「もち麦」がつけられるとお店の人が案内していたので、この際一緒に頼んでしまう。

タニタカフェの「牛スキフォー」
牛スキとはあるが、さっぱりしたしあがり

タニタカフェの「牛スキフォー」
フォーの麺はキュルキュル

配膳されてきた丼はかなり大きい。上には野菜と牛肉と温泉卵がきれいに並んでいる。卵は崩して食べてみる。口に運ぶと、黄身に甘じょっぱく味をつけてある牛肉、麺がからんで、なるほどスキヤキっぽさを感じる。

タニタカフェの「牛スキフォー」
温泉卵も入ってる

タニタカフェの「牛スキフォー」
崩して崩して

タニタの「牛スキフォー」
麺をからめる!

ただ、スープはダシが利いているわりに塩気はあまり強くない。スキヤキの割り下とはまったく異なり、透明で飲みやすい。おすいもののようだ。さらに、たっぷりのった青物のあいだに混じるハーブもさわやかな香り。ミントが多めで、フォーと相性のよいパクチーもちょっと入っている。

ミズナやトウミョウ、モヤシ、ネギなどがそれぞれ違ったシャキシャキ感を味あわせてくれるので、食べ進めていて飽きが来ない。麺もトッピングも平らげたら、あとはスープもどんどん飲んでしまう。卵の黄身がとけこんでやわらかい口あたり。この段階ではもうぜんぜんスキヤキっぽさは残っていないが、おいしいからかまわない。体がとても温まってくる。

すっかりフォーの方にばかり夢中になっていたが、忘れてはいけない。もち麦もいただく。こちらは小鉢に盛った炊き込みご飯風。ニンジン、レンコンなどがとても小さく刻んで混ぜてある。特にレンコンの歯ごたえが楽しい。薄味なので、フォーのスープを少しかけてもいける。麺とともにあっさりしたしあがりだが、食べ終えてみるとお腹はかなりいっぱいになった。

タニタの「もち麦」
レンコンの食感が楽しい「もち麦」

「電子機器メーカーのカフェで、和風アレンジのベトナム料理を満喫する」というかなり面白い体験をしたのだった。

タニタカフェ
東京都千代田区有楽町2丁目9 ルミネストリート