俺のベーカリー&カフェの「香」
ふわっふわ

「俺のBakery&Cafe(ベーカリー&カフェ)」では2斤(1.2kg)の食パン「香」を売っている。トーストにせずにおいしく食べられるのが特徴だ。勇気を出して買ってみた。

俺のベーカリー&カフェは「俺のイタリアン」などを展開している「俺の」という会社の出しているお店。テレビやインターネットでときどき話題になるのでパン好きは知っているかもしれない。


俺のベーカリー&カフェ
こういうお店

俺のベーカリー&カフェ
食パンが2斤で売ってる

お店のうりの1つがおいしい食パン。だが大きさが2斤ある。スーパーやコンビニエンスストアで売っているのは多くて1斤(600g)ぐらい、もっと少ないのもある。それでも例えば8枚切りとか6枚切りにして食べるから1人暮らしだと1週間ぐらいは持つ。2斤だと2週間。置く場所のこともあるしそうそう気軽には買えない。

でも買った。買ってしまった。食べたくなったのだから仕方ない。お値段は1,000円(税込)となかなかする。だがかまわない。銘柄は定番の「香」。ちなみにお店でカットしてくれるので12枚切りにしてもらった。

俺のベーカリー&カフェの「香」
すごい量だが

「香」の特徴は、トーストにせずそのまま食べておいしいところ。添付のパンフレットによると、高級国産小麦「キタノカオリ」と岩手の牛乳「なかほら牧場」の高級牛乳を用いてるのが特徴。

できたてのパンは手でつまんで簡単にちぎれる。耳までやわらかい。食べるとふんわりしていて、説明の通りとてもミルキー。ほのかに甘さも感じる。そのまま何もつけなくてもパクパクいけてしまうが、有塩のバターのかけらをのせてかじると、いっそう素敵。乳製品のおいしさと、小麦のおいしさがそれぞれ際立つ。

俺のベーカリー&カフェ
耳までやわらかい

焼かない食パンが好きという人はそれなりにいるはず。それもサンドイッチなどにするのではなく、そのままかじるのがよい、という好みだ。トーストの香ばしいにおいがない分、よりやさしく、おだやかで、自然に食べられる気がする。1人で迎える朝は、食パンを出してそのまま冷たい牛乳と平らげるのはささやかな喜び。

奮発して香を買えば思う存分楽しめる。といってもやはり2斤は多いなとあらためて思う。パンフレットをあらためると、食べきれない分はラップに包んでファスナー付きバッグなどに収めて冷凍庫に入れるとよいとある。ただしその場合はトースト推奨とのこと。

本当はトーストも好きだしいいか、とあっさり妥協しつつ、もう一切れそのままでほおばる。