ハイピースの「くりほうじ茶」は温めても冷やしても飲める。特徴は強烈なマロン味。ケーキの「モンブラン」を食べているかのよう。でも無糖なのだ。
くりほうじ茶を見つけたのは「ナチュラルローソン」。価格は135円(税込)。パッケージを見ると「国産栗を使用」「ノンシュガー」と並べて書いてある。栗を使っていて甘くないとはこれいかに。
ふたをあけてみると飲む前からマロンの匂い。和栗の皮からするような、秋の実りそのものの香りがする。一口飲んでみると、味は確かに普通のほうじ茶だ。
一瞬ほのかに甘みを感じるのは、味覚と嗅覚が混乱しているせいだろうか。じっくり舌でころがすとやはり無糖と分かる。後味にもまたマロン。とてもこうばしい。
間違いなく、おしゃれなケーキ店で和栗をたっぷり使った洋菓子を食べている時の、あの匂いがする。かすかにココアにも似ているだろうか。
「甘くない飲むモンブラン」というものがあるとしたら、まさにくりほうじ茶はそれ。カロリーも0kcalとあるので罪悪感もない。
ただ、唯一欠点があるとすれば、本当にモンブランのケーキの方を食べに行きたくなるところだろうか。