カルディの「ダックワーズ」
カルディの「ダックワーズ」近所の店では再入荷しないから一期一会だ

カルディ コーヒーファームに行くとよくカウンターに置いてある「ダックワーズ」。サクサクの生地に、やわらかいクリームがつまった一口サイズのお菓子だが、季節のフレーバーとして「ほうじ茶」と「塩キャラメル」が売られていたので試してみた。

カルディのダックワーズは春夏秋冬に合わせていろいろなフレーバーが出るが、気づくとなくなっている。一度買って、おいしくてまた買いたいと探すと見つからない。お店の人に聞くと「基本、再入荷がありません」とのこと。


「でも、今回のフレーバーは当店としては多めに置いている方ですよ」と続けていたが、7月15日入荷分がもうだいぶ減っている。ままよこれも一期一会と、ほうじ茶、塩キャラメルを1個ずつ購入した。販売価格はどちらも120円(税込)。

ほうじ茶ダックワーズ

カルディの「ほうじ茶ダックワーズ」
生地もクリームも淡(あわ)い緑

ほうじ茶ダックワーズは、生地もクリームも淡い緑。かじってすぐそこまでお茶の匂いはしないが、あとからぷんと香る。

全体にほうじ茶のフレーバーがついているのだが、どちらかといえば中の方に食べ進むほど強く感じられるようになっている。最初に生地に歯を立てときはまだやや淡(あわ)く、次いで舌にクリームが触れるとより濃く味わえるようだ。

それでも熱いお茶を淹れて飲むのに比べれば、香りも風味もずっと穏やかで、苦みなどはほとんどなく、やさしい甘さに仕上がっていた。

塩キャラメルダックワーズ

カルディの「塩キャラメルダックワーズ」
食べていると、体がもっと塩を欲しがる味

塩キャラメルはクリームから塩気と甘みが主張してくる。生地とのコントラストがはっきりしていて、2つの味を別々に楽しむようにして食べられる。

塩気はかなり舌に残るが、むしろそれが好ましい。かじっているうち、体がもっと塩を欲しがっているようにさえ感じる。夏の気候のせいかもしれない。

もちろんキャラメルの風味も甘さも塩気に負けないほどしっかりしているので、ちゃんとお菓子らしい仕上がりになっている。生地の存在感は控えめだが、ダックワーズならではの歯にもろいやわらかさ、軽やかさは健在だ。