桃のソフトクリームのイメージ
岡山の「桃」を生かしたソフトクリームとかもある!

岡山のおいしいものが今すぐ食べたい。そう思った時頼りになるのがアンテナショップ。東京・新橋にある「とっとり・おかやま新橋館」は岡山のお菓子から酒のつまみまでそろっている。

オフィス街の休憩スポット

「とっとり・おかやま新橋館」の店構え
かっこいい看板からは想像できないほどにスイーツ推しのお店です

とっとり・おかやま新橋館があるのはJR新橋駅の銀座口を出てすぐの「新橋センタープレイス」。鳥取県と岡山県が共同で手掛けている。


訪れたのは平日昼休みの時間帯。入り口では桃のスイーツを特集するチラシを配っている。7月16日まで「岡山白桃まつり」開催中とか。桃のソフトクリームが420円(税込、以下同じ)のところ50円値引きで370円で食べられるらしい。

季節は夏。外は暑いし丁度いい。さっそく店内奥にあるソフトクリームコーナーに突進するような気持ちで歩いていき、元気よく注文する。

桃のソフトクリームうまい!

清水白桃ソフトクリーム

正式名は「清水白桃ソフトクリーム」とのこと。平日昼のオフィス街とあって子供(こども)の姿はないかわり、会社員とおぼしき男性や女性が何組か並んでいる。おとなもソフトクリームは好きだ。

こちらの番になったところで、チラシを見せるとちゃんと50円値引きしてくれた。

出てきたソフトクリームは桃の香りがふんわりして、口の中でさらっと溶ける。コーンの根本までぺろりと食べてしまった。ちなみに2階の「ももてなし家」では白桃パフェ(1,280円)も食べられるとのことで少しそそられたが、さすがに甘いものばかり連続でというのも気が引けたので物販コーナーを見て回ることに。

倉敷のお菓子やおつまみ色々

シガーフライのイメージ
いわく「岡山県民のソウルフード」

目を引いたのは岡山・倉敷で作っているという「シガーフライ」(221円)。あっさりした塩味のビスケットとのことで、「岡山県民のソウルフード」と書いてある。

そうなのかと、手にとりかけてふと横を見るとまた倉敷のお菓子。「コンガリサクサク」(210円)。香ばしく焼き上げたフライ風味のビスケットだとか。バラエティ豊かだ。

「コンガリサクサク」の写真
「コンガリサクサク」もありました

店員の方の説明によると、倉敷市の中でも豪雨の被害が大きかった真備地区のものは現時点(7月中旬)時点で入荷していないが、ほかの地域のものは複数置いているとのこと。

おつまみでは「倉敷ソーセージ」(270円)がある。瀬戸内海の塩を使い、岡山の桜の木でスモークしたという変わった趣向。これを買うことにした。

スモーキーな倉敷ソーセージ

「倉敷ソーセージ」のイメージ
パッケージには作っている人のこだわりも書いてある

アルミホイルに入れてオーブントースターで焼くことにする。待つこと数分。いかにも燻製(くんせい)らしいよい匂いがしてきた。

「倉敷ソーセージ」のイメージ
とってもスモーキー

かじってみると、とてもスモーキー。まだ日も高いのに、ビールあるいはハイボールが欲しくなる。

うまみはあるが、脂っこくない。そしてパサつかずしっとりしている。お肉と一緒に魚やシイタケ、コンブなどの粉末だしが入っているとのこと。マスタードやケチャップなどはつけなくても、そのままで楽しめる完成した味付けだ。

夏にはスイーツが目を引く「とっとり・おかやま新橋館」だが、塩気のある食べものもおいしい。東京にいて岡山のものが欲しくなったら足を運んでみてもよさそう。