浅草の梅むら「豆かんてん」

1968年創業、浅草の老舗甘味処「梅むら」で販売されている「豆かんてん(豆かん)」。赤えんどう豆と、テングサを使った寒天に黒蜜がかけられた一品です。価格は470円(税込)。

人気漫画『孤独のグルメ』にも登場しているこちらのお店。“老舗甘味処”と聞くとちょっぴり入りにくいような気がするかもしれませんが、素朴で落ち着いた雰囲気です。席数は、カウンター6席と小上がり4席×2卓の計14席。カウンターではお店の方が持ち帰り用の甘味を黙々と仕上げていました。


浅草の甘味処「梅むら」
梅むら

浅草の梅むらのメニュー
メニュー

注文してすぐ提供された看板メニューの豆かんてん。鮮やかに輝く姿はまるで黒真珠のよう!食べてしまうのが勿体ない美しさです。

浅草の梅むら「豆かんてん」
キラキラ~!

ふっくらとした豆は、噛むとほろりと崩れる絶妙な柔らかさ。ほくほくとした食感、しっとりとした豊かな旨み、そして後味に残る微かな塩気。つるりとした皮はすこしかためですがクセはなく、豆の魅力が最後まで存分に楽しめる仕上がりです。

浅草の梅むら「豆かんてん」
ふっくら、ほろっと

ほのかにテングサの風味が香る寒天は、ぷるんっと歯切れが良く爽やか。黒蜜はとろみがなくさらりとしており、甘さも香りも控えめです。豆と寒天に上品な甘みをプラスしています。

浅草の梅むら「豆かんてん」
テングサが香る寒天

とってもシンプルなメニューですが、豆、寒天、黒蜜、それぞれの美味しさがバランス良く組み合わされているため飽きることなく楽しめる一品。浅草で一休みしたい際にいかがでしょうか!

浅草の梅むら「豆かんてん」

■梅むら
住所:東京都台東区浅草3-22-12