椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
今までにない味と食感!

パンケーキよりもホットケーキが好き、という人にぜひ食べてほしい神スイーツを見つけました…!北海道発のカフェ「椿サロン 銀座」で提供されている「北海道ほっとけーき」です。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
椿サロン 銀座の入り口

同店は、30分ほどかけてじっくりと焼き上げられる「ほっとけーき」の専門店。シンプルな材料でつくられる、素朴でどこか懐かしい“お母さんのホットケーキ”をイメージして、商品名はあえてのひらがなです。


北海道ほっとけーき 2種類

北海道ほっとけーきは、小麦粉、小麦粉でんぷん、卵、てんさい糖、塩だけを使って焼き上げられます。食材はすべて北海道産。添加物やベーキングパウダーなどは使われていません。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
フードメニューは「北海道ほっとけーき」のみ

スイーツ系の「北海道ほっとけーき プレミアム」(1,600円、税別、以下同じ)と、お食事系の「北海道ほっとけーき ボロネーゼ」(1,800円)の2種類がラインナップ。前者は生クリームがトッピングされ、バター、十勝小豆、てんさい糖蜜、チーズが別添えに。後者はバターがトッピングされ、てんさい糖蜜とスパイシーなボロネーゼソース、特製サラダが付きます。

ほわっほわのぷるっぷる!

焼いているところを見せてもらいました。鉄板の上に、こんもりと並べられたフワフワのメレンゲ生地。じっくり熱を入れ、やさしーく返しながら、最後はふたをして蒸し焼きに。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
こんもり並んだ生地

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
ていねいにひっくり返して

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
蒸し焼きに

ふっくらと焼きあがった熱々のほっとけーき。運ばれてきたそのひと皿の、なんと神々しいことよ…!

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
絵に描いたような美しいフォルム

分厚くてぷるっぷるんです。思わずバシバシ写真を撮りたくなりますが、時間が経つにつれてしぼんでしまうので、ぜひ間をおかずにほお張って!

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
生クリームをのばし溶かして…

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
すむっ

口あたりはほわっほわ!噛むとしゅわっトロ~ンとメレンゲが溶けて、最後はもっちりとした歯ごたえ。舌の上に、卵とてんさい糖のやさしい甘みが広がります。なんてやわらかな、包み込むような味。まるで北海道の広い大地のような…。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
母なる大地のようなほっとけーき

お好みでバターや小豆、てんさい糖蜜をのせても美味。うまみと塩気のあるチーズはお口直しにどうぞ。また食欲を焚きつけられます。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
別添えのトッピングたち

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
バターはバラの形

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
奥にあるてんさい糖蜜は、べっこうあめのような香ばしい甘さ

いろんな食感と味が多層的に訪れる、今までにないおいしさに感動しました。初めて食べたのに、どこかほっとする味わいなのも不思議です。

おともに北海道のコーヒーを

ドリンクメニューには、2種のコーヒー「北海道クラシックブレンド(ホット・アイス)」と「椿マイルドブレンド」(各800円)が用意されています。

北海道のコーヒーは、深みとコクがある味わいが特徴。どっしりとした飲みごたえと苦み、ほのかな甘みがあるそうです。北海道クラシックブレンドは、そんな北海道ならではのコーヒー。一方の椿マイルドブレンドは、ややあっさりとした飲み心地です。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
コーヒーはほっとけーきとセットだとお得

コーヒーは、手縫いされた布フィルターで“ネルドリップ”して淹れられます。細かい網目を通してじっくりと丁寧に抽出されるコーヒーは、しっかりと味が濃く、香ばしい。それでいて渋みはなくサラッと飲めて、ほっとけーきにもよく合います。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
ていねいに淹れられるコーヒーは、

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
極上の香り立ち!

コーヒーカップを上から見ると、椿の花の形をしているのも可愛い!

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
カップは椿の花、ソーサーは葉っぱをイメージ

ちなみにビールやワインなども用意されているので、仕事後はほっとけーきで一杯、なんてのもおすすめ。希少な「滝沢ワイナリー」のワインもあります。特にスパークリングワインのシュワシュワ感と、ほっとけーきのしゅわふわ感が合うんだとか!

食器や内装にもこだわり

お皿やコーヒーカップをはじめ、内装やインテリア、食器にもこだわりが。

まず見てほしいのがカトラリー!ナイフとフォークとスプーン、とてもユニークな形をしているんです。スプーンはスコップ、フォークは鍬みたい。冬は雪に覆われる北海道の自然をイメージした、オリジナルのカトラリーだそうです。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
手前のフォーク、よく見ると鍬みたいでしょ?

コーヒーを入れる麻袋にちなんで麻の上から漆が塗られたテーブルや、一度座ったら立ち上がれなくなる椅子、店内のあちこちにそっと置かれた木彫りのクマ。そこかしこにカフェのこだわりや北海道愛が散りばめられています。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
店内中央にはピアノも

ちなみに壁や天井には和紙が貼られていて、淡いピンク色の部分はいちご果肉で染めてあるそうです。あとお手洗いもすごいので、帰りにぜひ立ち寄ってみてください。

週末は3~4時間待ちも

ほっとけーきは一度に焼ける数に限界があり、30分に9食のみの提供。平日はすんなり入れることが多いけれど、土日は3~4時間待ちになることも…!

できれば午前中に店頭で予約表に名前を書き、ちょっと銀ブラしてから戻って来るのが得策かもしれません!なお、電話での事前予約は受け付けていないのであしからず。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
ビルの3階にあるので見逃さないで!

椿サロンは北海道の本店をはじめ、道内に4店舗を展開していますが、北海道外では今のところ東京・銀座の店舗だけ。また、ほっとけーきが販売されているのは札幌赤れんがテラス店と銀座店のみとなっています。ホットケーキ好きなら一度は食べる価値あり。ぜひお腹を空かせて訪ねてみては?

店舗所在地は、東京都中央区銀座6丁目6-19 新太炉ビル3F。営業時間は11時~20時。ラストオーダー18時30分です。

椿サロン 銀座「北海道ほっとけーき」
クマも待ってる