
毎日のように行列ができる「ペリカンカフェ」(東京・蔵前 / 田原町)。東京・浅草にある老舗「パンのペリカン」が展開するカフェ業態で、お店もすぐ近くにあります。
昨年(2017年)夏にオープンしてもう半年経つのでそろそろ待たずに入れるのでは?と思い、足を運んでみたのですが…やはり待ちました。が、数時間待ちだったというオープン当初よりはだいぶマシかも!
ということで、ペリカンカフェの直近(2018年2月時点)の待ち時間と、人気メニューの実食レビューをお届けします!

◆おすすめは平日の朝
お店のオープンは午前8時。平日の朝10時前に行ってみると、なんと満席!そしてすでに一組のお客さんが並んでいました。が、待ち時間10分ほどで入店に成功。このあと11時前くらいから続々とお客さんが増え、外には10人ほどの行列ができていました。オープン直後に比べるとだいぶ落ち着いた印象ですが、お昼や午後はやはり混みますので朝早めに足を運ぶが吉!

また、店員さんによると土曜日は一日中待ち時間が発生するとのこと。おすすめはやはり平日の朝です。
◆人気メニューを食べてみた!
メニューには、ペリカンのパンを使ったトーストやサンドイッチ、オープンサンドがずらり。その中から「炭焼きトースト」「ハム目玉焼きトースト」「フルーツサンド」そして「本日のトースト」を食べてみました!・炭焼きトースト 320円

ペリカンのパンのおいしさをダイレクトに味わえる一品。コーヒーや紅茶が付くドリンクセットは540円です。
網状の焦げ目がついた厚切りトーストに、バターがひとかけ。マーマレードとアプリコットをブレンドしたジャムも別添えで付きます。


パンのみみはカリッと香ばしく、ややしっかりめの噛みごたえ。これとは対照的に、中はフワッフワのもっちもちです。やわらか~い!しっとりした口どけのよさも抜群。

ジャムもめちゃくちゃ美味。柑橘のさわやかな甘みの中にほんのり苦みもあって、フルーツのおいしさをそのまま凝縮したみたい。

・ハム目玉焼きトースト 480円

厚切りトーストの上にマヨネーズを塗り、大きなハムと半熟の目玉焼きを重ねたひと皿。サクふわのパンとしっとりしたハム、とろけるたまごの黄身をひと口にほお張れば気絶寸前のおいしさです!


パンはもちろん、それぞれの具材が単体としておいしい。マヨネーズのコクとまろやかな酸味もいいあんばいです。
・フルーツサンド 860円

トーストしていない食パンで、クリームとフルーツを挟んだフルーツサンド。ドラゴンフルーツ、メロン、バナナ、いちご、パインが入っています。

クリームはホワッと口どけ良く、ミルク感たっぷりでリッチな甘さ。ここにフルーツのジューシーな甘ずっぱい果汁が合わさり、まったりと口に広がります。しゃくっ、ぷちっ、とろりと食感のハーモニーも。パンの存在感はトーストに比べてややひかえめです。しっとりほどけて、フルーツの味をじゃましない。
なお、フルーツサンドの提供は平日11時から、土曜日はオープン(8時)からとなっています。
・本日のトースト「ズワイガニのクリームソースグラタン」 920円

本日のトーストは、ズワイガニを使ったクリームソースグラタンを、厚切りトーストの上にのせたひと皿。こちらも平日11時からの提供です。
口に入れると広がる、ほっくり、まったりした甘みと濃厚なうまみ。カニの身や崩したゆでたまごが入っていて食べごたえ満点です。焦がしたパルメザンチーズとパセリがトッピング。

カニのうまみが口じゅうを元気に駆け巡りますが、サクサクもっちもちのパンも分厚いので、カニに負けない存在感があります。ちゃんと小麦の味がする!

ちなみにドリンクメニューには、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクに加えてビールやワインも用意されているので、ちょっと早い時間帯から大人の贅沢タイムを楽しんじゃってもいいんじゃないでしょうか!店舗所在地は東京都台東区寿3-9-11。日曜・祝日定休です。