琵琶湖ホテル2階のバーで9月より提供されている「百人一首カクテル」から、好評につき第2弾となる「からくれなゐ」など新作3品が登場。2018年1月4日から3月31日まで期間限定で提供されます。

滋賀県にゆかりのある歌3首がモチーフだった前回に対し、今回は“淡い恋心”を表現した歌や、桜、紅葉など四季をイメージした歌4首がテーマ。幻想的な見た目とともに、フレッシュな果実や香りが楽しめるカクテルに仕上げられています。


●からくれなゐ　1,600円（税・サービス料込）
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」（歌番号17 在原業平朝臣）


竜田川を赤く染める紅葉の勢いや、隠された恋心を色鮮やかなフルーツの飾りで表現。華やかなイメージに合わせてシャンパーニュで味を引きしめ、りんごや柑橘類のピール、ぶどうのジュレ、ザクロなどで紅葉のようすや着物の絞り染めを再現しています。

●山桜　1,600円
「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」（歌番号66 前大僧正行尊）


山に籠もる修行僧が見た美しい山桜をイメージ。桜の華やかな香りが感じられるクラフトジンと桜のリキュール、グレープフルーツをシェイクしたカクテルです。自らの孤独を分かち合い、また一緒に愛おしいと思ってほしいという山桜への想いを表現しているそう。桜の香りを忍ばせた幻想的な演出も特徴。

●しのぶ恋　1,400円
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」（歌番号40 平兼盛）


心に秘めたひそかな恋心を詠んだ歌から創作されたカクテル。いちごとウォッカ、リモンチェッロで作られるソルベが合わされています。上から桃色の泡で包むことで、「隠しきれない恋心」を表現しているとか。

●ひそかな恋　1,400円
「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ初めしか」（歌番号41 壬生忠）


ひそかな恋の歌から創作された“ノンアルコール”カクテル。金柑とオレンジのソルベが合わされています。しのぶ恋同様、こちらも桃色の泡で包んで仕上げられています。