歴史ある洋菓子メーカー「コロンバン」。東京・原宿にある本店サロンの屋上でミツバチが育てられているのをご存知でしょうか。
都会のど真ん中で採れた貴重な「原宿はちみつ」はスイーツに使用。「原宿はちみつプリン」や「原宿はちみつロール」「原宿はちみつプレミアムマーブルケーキ」などが販売されています。
「原宿はちみつプリン」目当てで同店を訪れたところ、「ル・プディング」も発見。せっかくなので2つを食べ比べてみました。
原宿はちみつプリンは、原宿はちみつを味わうために開発されたカスタードプリン。ハチミツの風味をいかすために厳選した牛乳、卵、砂糖のみを使用し、特別な配合で丁寧に焼き上げられています。はちみつは別添え。価格は1,029円(税込)。
まずはそのまま食べると、卵の味が濃厚。なめらかにとろけて、深いコクを広げます。素材の風味が大切にされた間違いないおいしさ。
トロリと粘度のある原宿はちみつをかけると、シンプルなプリンがグッと華やかな印象に。芳醇な甘みと香りが卵の旨みと調和します。甘みが濃いのに全くくどさがなく、残るのはやわらかな余韻。まさに“原宿はちみつが主役”となった贅沢な味わいです。
ちなみに容器はドイツのガラスメーカー「WECK」社のもの。リサイクルガラスが使用されており、食品の保存容器としてアフターユースできるそうです。
ル・プディングは、ガラス容器でじっくり焼き上げられたプリン。平飼い鶏の新鮮卵や長野県野辺山地区で取れたジャージー牛乳、オーガニックシュガー、マダガスカル産ブルボンバニラなどこだわりの素材が使用されています。価格は702円(税込)。
口いっぱいに広がるまろやかなコクと甘み。底には香ばしくほろ苦いカラメルがたっぷり入っており、味わいを引き締めます。ふわっと鼻に抜けていくバニラの香りが◎。
はちみつを楽しみたいなら「原宿はちみつプリン」、王道のプリンを楽しみたいなら「ル・プディング」がおすすめ。どちらもちょっとお高めですが、それだけのこだわりが感じられるはずです。