秋は栗のデザート“モンブラン”がおいしい季節。モンブランといえば、マロンクリームを細い糸状にたっぷりしぼったあの形をイメージしますよね?
ですが、東日本橋にある「東京洋菓子倶楽部」で販売されているモンブラン(税込450円)はちょっとユニーク。とんがり帽みたいなフォルムなんです。アルプス山脈の最高峰“モンブラン”をイメージしているんですって!
これが上品な甘さでめちゃくちゃおいしいんです!そのまま店内の喫茶エリアで味わってもよし、ヘルシーさにもこだわりのあるケーキなので、目上の人やお取引先への手土産にしても喜ばれると思いますよ。
◆栗×クリーム×スポンジ
同店のモンブランは、ロールケーキの上にカスタードと生クリームを合わせたクリームをたっぷりしぼり、栗の甘露煮を使ったマロンペースト(オリゴ糖入り)をのばして仕上げられています。見た目にも手づくり感がにじんでいますね。ちなみにロールケーキにはバターの代わりに「グレープシードオイル」が使われていて、コレステロールゼロだそう。
◆バランスのよさが唯一無二
ひと口ほお張ると…栗とクリーム、ロールケーキのスポンジが「ふわっ」と同時に溶け広がって最高~!つるりとなめらかなマロンペーストは、ほっくりというよりしっとりとした上品な甘さ。コクがありつつあっさりしたクリームと、ほわんとやわらかなロールケーキも極上の口どけです。栗の味が強すぎないので、口の中でクリームやスポンジともよく馴染むんですよね。3つが一体となって“モンブラン”というひとつの作品を完成させています。全体的にさっぱりしているので、コーヒーもいいけど紅茶と一緒に食べたくなるかも。
余談ですが、日本橋という場所柄か、支払いを済ませてお店を出るときに店員さんが「行ってらっしゃいませ」と言って送り出してくれたのが嬉しかった!あたたかみのあるお店の絶品モンブラン、ぜひ食べてみて。