
気づけば9月も下旬。今年は雨の日が続いたこともありなんとなく夏を満喫しきれなかった方も多いのではないだろうか。そんな「夏を楽しみ足りない人」におすすめなのが、クラシエから販売されている知育菓子ポッピンクッキン・シリーズの「たのしいおまつりやさん」。想定価格は200円(税別)。
これは、本物そっくりなおまつりのメニューがつくれる手作りお菓子。1箱で、りんごあめ、ポテト、とうもろこし、チョコバナナの4種が楽しめる。

幼い頃「作っても食べないから駄目」という理由から知育菓子の類を買ってもらえなかった筆者。そのせいか、この歳になっても知育菓子を見るとめちゃくちゃテンションが上がる。童心に返り、いざおまつりやさん開店!
■ 開店準備
まずは説明をしっかり読み込む。用意するものは清潔な手と水のみでOK。材料が入った袋はハサミで丁寧にカットして、ポテトケースとおまつりシートを作る。トレーはハサミで切り取ってバラバラにしよう。




■ りんごあめ
☆のマークがついたトレーに計量カップ2杯分の水と「りんごあめのもと」を入れスプーンで30回混ぜる。混ざったら即、型に流し込んで準備完了。かたまるのに10分程度かかるようだ。


■ ポテト
りんごあめがかたまるのを待つ間、ポテト作りに突入。底がギザギザしたトレーにカップ1杯分の水と「ポテトのもと」を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜ続ける。最初は「本当にまとまるのか…?」と不安になるかもしれないが根気よく混ぜ続けよう。いつかまとまる。

混ざって塊になったら指で平らにかたちを整え、トレーから取り出す。ギザギザ模様がしっかりつくよう押すのがコツだ。ひっくり返しておまつりシートのまな板にのせたら、ギザギザにそってスプーンでカットしていく。


■ とうもろこし
お次はとうもろこし。「とうもろこしのもと」をおまつりシートにプリントされた“とうもろこしの大きさ”にあわせて手で転がして伸ばす。丁度いいサイズになったら真ん中からスプーンでカット。


とうもろこしの芯ができたら、つぶつぶトレーに「つぶつぶのもと」を入れて粒が均等にいきわたるようトレーを傾け調節しよう。この際、説明には「袋の半分くらいつぶつぶのもとを入れる」と書いてあるが、入れすぎても失敗するので全ての穴が粒で埋まるくらいが丁度いいかもしれない。

先ほど作ったとうもろこしの芯をつぶつぶトレーに押し付けるようにして転がし、粒をまきつけていく。これが結構難しい!慎重に端からゆっくり転がしていくのがポイントだ。これでとうもろこしは完成!


■ チョコバナナ
ギザギザトレーにカップ2杯分の水と「バナナのもと」を入れてよく混ぜる。まとまったら取り出し10回ほど手でこねて丸くしよう。球体になったらバナナの型に入れ、指で押しながらかたちを整えていく。

かたまる間にチョコソースの準備。同じくギザギザトレーにカップ1杯分の水と「チョコソース」のもとを入れて混ぜる。とろっとチョコっぽい見た目になったら、型からバナナを取り出し楊枝をさしてチョコソースとトッピングをふりかけ、完成!


この時点でりんごあめがかたまっているはずなので、楊枝の丸い方からさしこんでくるっと取り出す。カットしておいたポテトもポテトケースに入れて見た目を整え、全てのお菓子を屋台がプリントされたシートに並べよう。




所要時間20分くらいだろうか。なかなかのクオリティだと自画自賛してしまう。

■ 気になるお味は?
りんごあめは“りんご風味のゼリーみたいな感じ”で、ポテトは“パイン味の甘酸っぱいシャリシャリするお菓子”で、とうもろこしは“グレープ味のチューイングキャンデー”、チョコバナナは“バナナ味のシャリッとした何か”だった。甘い。
「子ども向けでしょ?」となめてかかるなかれ。大人も十分楽しめる「たのしいおまつりやさん」。夏を楽しみ足りない方は、自宅でこっそりお祭り気分に浸ってみてはいかがだろうか。