
マクドナルドから「二代目 月見バーガー」(税込340円)が、ロッテリアから「半熟月見つくねバーガー」(同390円)がそれぞれ発売されました。どちらも秋の“お月見”をイメージし、具にたまごを使った期間限定のハンバーガー。
せっかく同時期に両者の“月見バーガー”が出そろったので、食べ比べてみました!
◆パティは“牛”vs“鶏”
マクドナルドの月見バーガーは、100%ビーフパティに、月に見立てたたまごとグリルしたスモークベーコンを重ね、月見ソースをかけてバンズで挟んだもの。ビーフパティ(牛肉)が使われています。一方ロッテリアの半熟月見つくねバーガーは、なんこつ入りの鶏つくねを使った“なんこつつくねパティ”に、月に見立てた半熟たまごとレタスを重ね、マヨネーズ、てりやきソースを合わせてバンズでサンド。鶏肉のパティです。




ロッテリアのつくねパティを初めて食べた感想は「焼鳥屋さんのつくねそのもの!」。ふっくら厚みがあって、噛むとゴリゴリ、コリコリとなんこつの食感が最後まで続きます。炭火焼きしたような香ばしさや、甘じょっぱいてりやきソースとのマッチングもまさにつくね。
ちなみにつくねパティはドーナツ型。たまごやソースがよく絡むように、との計らいです。確かに、穴の中にはてりやきソースがいい具合におさまっていました。

◆たまごの黄身が違う
マックの月見バーガーは、しっかり火が通ったたまごを使用。ほっくりした黄身と、ぷりぷり白身の食感が味わえます。
味の決め手はなんといっても月見ソース。リニューアルしてより濃厚になったそうで、こってりしているんですが、絶妙な酸味でさっぱりと味わえます。何もつけないと、ともすれば少々味気ないかもしれないベーコン+たまご+ビーフパティを、このソースがうまくまとめてくれるんです。

一方ロッテリアの半熟月見つくねバーガーは、黄身が半熟。この商品の一番の特徴でもあります。ほお張るととろ~り溶け出す黄身が、まろやかで甘ずっぱいマヨネーズや甘辛いてりやきソースと混ざり合って、つくねのおいしさをさらに引き立てます。



最終的に自分はどちらがより好みか決めようと思って食べ比べたんですが、正直、甲乙つけがたいおいしさでして…白黒つけられませんでした(すみません)。とにかく今年も月見が美味い!ということでよろしくお願いします(本当にすみません)。
ただロッテリアの方が、パティがつくねだったりたまごが半熟だったりと、ハンバーガーとしての新しさは感じました。マックより50円高いけれど、一度食べてみるといいんじゃないかと思います!