
芸術品のように美しい夏のそば。「冷やかけすだち蕎麦」を蕎麦屋「東京 土山人(どさんじん)」で味わえます。
お店があるのは、東京・池尻大橋駅から徒歩8分ほどのところ。中目黒駅からも徒歩で行ける距離です。目黒川にかかる真っ赤な「中の橋」を渡ったらもうすぐ。地下にある隠れ家風のお店です。


冷やかけすだち蕎麦は、冷たいかけそばの上いっぱいに輪切りのすだちが浮かべられた一品。薬味として黒七味が渡されます。価格は1,200円(税込)。

食べる時は端の方にすだちをよけて。そばはしっかりとしたコシがありながらも歯切れよく、上品な味わい。そば独特の香ばしさを、ダシの旨みが溶け込んだつゆが引き立てています。深みのある味わいながらも、すっきりとしたあとくち。

途中で黒七味をかけて味に変化を。ピリッとした辛みが加わることで、そばの風味がよりくっきりしてきます。エッジのきいた後引くおいしさ。

すだちの酸味がつゆに溶け込んできたら、皿に取り出します。はじめはまろやかな旨みが際立っていたつゆが、徐々にほのかな酸味と苦みを感じるつゆに。最後にすだちの風味がふわっと鼻に抜けていきます。すだちの爽やかな酸味とかけそばの冷たさが相まって、とっても涼やか。暑い季節にぴったりの一品です。

冷やかけすだち蕎麦は、9月いっぱいくらいの販売予定だそう。温かいすだち蕎麦もあるので、寒い季節はそちらも楽しみたいですね。
住所:東京都目黒区青葉台3-19-8