さあ、おでんの販売が始まりましたよー!
さあ、おでんの販売が始まりましたよー!

今年もコンビニの店頭に「おでん」が並ぶ季節がやって来ました。といっても、まだ外は30度を越える夏真っ盛り。ピンと来ない人も多いでしょう。そこに輪をかけて筆者が驚いたのが、一番売れるのは沖縄県だ、という話。しかも8月からよく売れるのだといいます。いったいどうして?

まずは真偽のほどを確認してみましょう。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート(以下ファミマ)の大手3社に尋ねてみました。といっても、沖縄県は“セブン-イレブン空白地”。かつ、ファミマはデータを公表していないとのことなので、ローソンの回答となります。

ローソンによると、沖縄県でのおでんの売り上げと、沖縄県以外の地域(関東など)でのそれの平均を比べると、8月で約2倍、12月だと約3倍、沖縄県の方が多いそうです。さらに昨年度販売時のデータによると、全国での具材の売り上げランキングトップ10の中に、名だたる定番具材をおさえて、沖縄県でしか売っていない「沖縄厚揚」「沖縄風ソーキ」「島こんにゃく」が入っているのだとか。

ちなみに沖縄県では、コンビニに限らず、ソーキやテビチをおでんに入れるのが一般的なのだそう。筆者も沖縄県版のソーキやテビチを食べてみたのですが、具がだしの味わいとよく合うのはもちろん、具から染み出ただしのおかげかつゆのコクが増していました。関東で食べるものよりずいぶんこってりしています。

さて、暖かい沖縄県でおでんが売れる理由について。諸説あるものの、「沖縄県では家庭で鍋料理を食べる習慣があまりないため、おでんも外で食べるか買ってくるものと考える傾向にある」ということが、比較的よくいわれているそうです。

そして暑い時期のおでんは、オフィスで働く女性を中心に人気が高いそう。冷たいものばかりを口にしがちな夏、体をあたためられるしヘルシーだと、注目されているのだとか。

2015年度版コンビニおでん、セブン-イレブンローソンではすでに販売されており、ファミマでは8月25日から販売されます。今年は大手3社とも地域によって異なる味わいで登場。旅行や帰省などでいつもと違うところに行ったとき、あえてコンビニおでんで一息ついてみる、なんていかがでしょう。