ムジナとは、“穴熊(あなぐま)”のこと。その肉は脂がのって旨みが強く、コクのある味わいで、これを使ったすき焼きは、九州地方を中心に猟師たちのあいだで“密かなごちそう”として食べられている料理なのだとか。
むじなやは、希少なムジナ肉を安定して提供できるよう、事前にクラウドファンディングサービスを使って会員募集を行い、今回のオープンに至った。このため、オープンから1年間は完全会員制となり、会員およびその同伴者のみ来店できる。
オーダーは基本的に「おまかせ」スタイル。メインとなる「むじなのすき焼き」をはじめ、「鹿ロースのたたき」「猪の味噌煮込み」などジビエを使った前菜や、季節の旬な料理を組み合わせたコースで提供される。また、ドリンクメニューは、ビールをはじめ焼酎や日本酒などが飲み放題となる。コース料理と飲み放題がついて、価格は一人6,000円(会員限定)。