稲葉さんは、ビールを作る人です
稲葉さんは、ビールを作る人です

 
突然の大雨やジメジメした気候が続く、梅雨まっただ中の東京。気持ちも鬱々としてしまい、太陽が照り付ける夏が待ち遠しくなります。

そんなシーズンインザサンを待つ心と喉を潤してくれそうなのが、7月14日にキリンビールから発売される「グランドキリン ギャラクシーホップ」。個性的味わいが特徴のグランドキリンシリーズの新商品として、夏季限定で全国のコンビニに並ぶそうです。

発売前の情報によると、この商品は“夏に飲みたくなる個性ある味わい”に仕上げられているそう。一体どんな夏が表現されているのでしょうか?えん食べ編集部では生麦にあるキリンビール横浜工場を訪れ、開発を担当した稲葉貴章さんにお話を伺いました。

◆「グランドキリン ギャラクシーホップ」を飲んでみた

---稲葉さん、今日は宜しくお願いします!早速ですが、商品はもう完成しているのでしょうか?

稲葉さん はい、もちろん!今日は天気も良いので、良かったら外で飲んでみますか?

この日は梅雨の晴れ間が広がる絶好のビール日和。特別に、一般の工場見学向けに開放されているスペースでお話を聞かせて頂くことにしました。

キリンビール商品開発研究所の稲葉さん
キリンビール商品開発研究所の稲葉さん

 
こちらが新商品。夜空のパッケージがロマンチック!
こちらが新商品。夜空のパッケージがロマンチック!

---今回、グランドキリンシリーズでは初めて季節感を打ち出した商品ですが、どんな点で“夏に飲みたくなる”ことを意識されたのでしょうか?

稲葉さん この商品は、原料にその名の通り「ギャラクシーホップ」という品種のホップを使用しています。実は以前からこのホップの香りがすごく夏らしいと思っていて、その特徴をストレートに引き出そうと考えました。

---夏らしい香り?あっ、確かにふたを開けただけでトロピカルなフルーツの香りがします!これ果汁入ってないですよね?不思議!

南国の香りがする!
南国の香りがする!

稲葉さん そう、このホップはパッションフルーツのような香りが特徴なんです。生産量が少ない希少な品種なのですが、皆さんに確実に感じて頂けるよう、シリーズの中でもほぼ最大量使用しました。昨年、同じホップで別のビールを作りましたが、それもベースになっています。前回作ったのはピルスナータイプでしたが、今回は「セッションIPA」というスタイルで、やはり“飲みやすさ”を意識して作りました。

---具体的にどんな製法なのですか?

稲葉さん ホップの香りや苦味を楽しむ「IPA(インディアペールエール)」をベースに、苦味とアルコール度数を抑えた製法です(今回は4.5%)。でも全体の味わいとして薄くなってしまわないよう、シリーズの特徴でもある“「ディップホップ」製法”で華やかな香りと深みのある味わいを出しています。麦芽の一部に小麦麦芽を使うことで、口あたりも軽やかにしました。

---確かに、飲み始めはすごくなめらかで苦みも少ないですが、しっかりと喉ごしやコクも感じられます。飲み終わった後もフルーティーな香りが残って爽やか!夏ならではのオススメの飲み方はありますか?

稲葉さん キーンと冷やして飲むと、夏のビールらしい爽快感が味わえます。香りを重視して開発したので冷たくても十分香りますが、ビールの温度が上がるほど香りが立ちやすくなるので2度楽しめる感覚ですね。個人的には、プールやビーチサイド、木陰で飲むのが似合うかと。

---完全にバカンスですね(笑)、早くも夏休みが恋しいです。ちなみに食事と合わせるとしたら和食という感じではなさそうですが…。

稲葉さん 香りが華やかでリフレッシュできるので、こってりした料理との相性もいいのではないでしょうか。アボカドがたっぷり入ったハワイのハンバーガーなんか合うと思いますよ。

ハワイの思い出を語り出す稲葉さん
ハワイの思い出を語り出す稲葉さん

ハワイ気分も味わえる!?「グランドキリン ギャラクシーホップ」をさらに詳しく

◆「グランドキリン」シリーズは“洗練されたクラフトビール”

---ところで稲葉さんは、普段もグランドキリンシリーズをよく飲まれますか?

稲葉さん そうですね…通常は「一番搾り」などのピルスナータイプを飲むことが多いですが、ちょっと違う味覚を味わいたいな、という時に「グランドキリン」を選びます。1本を30分くらいかけて、深みのある香りや味わいをゆっくり堪能しています。

じっくりビールを楽しみたい時に「グランドキリン」
じっくりビールを楽しみたい時に「グランドキリン」

---やっぱりグランドキリンですか!私は断然「グランドキリン ジ・アロマ」が好きです。ギャラクシーホップとはまた違う柑橘系の香りで女子ウケも良いので、大勢が集まる花火大会とかに持って行っても喜ばれるんですよ。

ちゃっかり「グランドキリン ジ・アロマ」をいただく筆者
ちゃっかり「グランドキリン ジ・アロマ」をいただく筆者

---それでは、稲葉さんから見たグランドキリンシリーズの魅力は何ですか?

稲葉さん 私自身は、グランドキリンシリーズを“洗練されたクラフトビール”だと思っています。味にまとまりがあって完成度が高い。繊細なところまでバランス良く作りこまれている感じ。そういった商品がコンビニで手に取れる手軽さも魅力ですね。

---最近はクラフトビールもすごく身近になりましたよね。

稲葉さん 数年前に比べ、世間でビールの価値や探求心が高まっている気がします。そういった意味では、今回のギャラクシーホップはクラフトビールのエントリーとしてもふさわしい1本ではないでしょうか。まだグランドキリンシリーズを飲んだことがない人にも是非味わって欲しい。

---私も、今日みたいな夏の日を何倍も楽しくしてくれるビールだと思いました。ちなみに、稲葉さんは夏の音楽と言うと…?

稲葉さん TUBEですね。年代がばれちゃいますが(笑)

---いやいや、私もですよ(B’zじゃなかった…)。本日は有難うございました!

「夏はTUBEでしょう」
「夏はTUBEでしょう」

初対面にも関わらず、グランドキリンを片手にすっかり盛り上がった我々。もうすぐやってくる夏の過ごし方は人それぞれですが、お気に入りのビールがあればいつもより一層ステキな思い出が残せるのではないでしょうか?新しい仲間が加わったグランドキリンで、“選ぶ楽しさ”もぜひ満喫してください!

コンビニに行く前に!グランドキリンシリーズをチェック

コンビニエンスストア限定発売 ※一部、取扱いのないチェーン・店舗があります。
商品に関するお問い合わせは、キリンビールお客様相談室まで
0120-111-560(フリーダイヤル)
ストップ!未成年者飲酒・飲酒運転。

情報提供:キリンビール