東京都内の43店舗では5月15日から先行販売されているそうなので、えん食べ編集部もさっそく食べに行ってみることに!
今回足を運んだのは、原宿竹下通りイースト店。注文するのはもちろん「蒙古タンメンバーガー(特製スープ付き)」(単品650円)と、中本のもうひとつの名物メニュー「蒙古丼」をハンバーガーにしちゃったという「蒙古丼バーガー」(単品340円)も合わせて購入です。
●のどがチリチリ!ちゃんと辛い「蒙古タンメンバーガー」
まずは蒙古タンメンバーガーから食べてみることに。
つけ麺バーガーのときと同じく、太麺がパティとなって豪快にバンズでサンドされています。麺パティに重ねられているのは、キャベツと麻婆豆腐。
かぶりついた瞬間、バンズの小麦の香ばしさに続いて、ピリッとスパイシーな麻婆豆腐が口の中を急襲!パンと麻婆ってなかなかの新感覚…でも悪くないぞ。麻婆はのどをチリチリ刺すほどにしっかりと辛くて、久しく中本に足を運んでいなかった筆者でも蒙古タンメンの味を思い出すくらい忠実に再現されています!
そして、忘れちゃいけないのが別添えの「特製スープ」。中本の“秘伝の味噌ダレ”を再現したというスープは、正直めちゃウマ!にんじん、キャベツ、ねぎなど野菜がたっぷり入っていて、程よい辛さと濃厚なとろみ具合が何とも絶妙。止まらなくなります。
麺パティ自体には特に味がないので、前回同様バーガーごとスープに付けて食べるのもあり。ただしバンズがヒタヒタになるので、パンの小麦感を味わいたい人はスープと別で食べることをオススメします。
念のため、正しい食べ方について店員さんに聞いてみると「人それぞれお好みで楽しんでいただければ」としながらも、あえて言うならば「最初はハンバーガーとスープを別々で味わっていただき、残り半分になったらスープにバーガーをディップしたり、麺パティだけお箸で拾ってスープに付けて召しあがっていただければ」とのことでした。なるほどね!基本、自由に食べていいってことね!
●はたして蒙古丼バーガーは?
続いて、蒙古丼バーガー。こちらは“どんぶり”をイメージしているだけに、パティとなっているのは「ご飯」。厚さ1センチほどのご飯パティに、蒙古タンメンバーガーよりやや多めのキャベツと、麻婆豆腐を重ねてバンズでサンドしてあります。
ガブっとかじると……あれ?美味い…!バンズはふっくら、ご飯はもっちり、ピリ辛の麻婆豆腐にシャキシャキのキャベツ。一見、味がバラついてしまいそうな素材たちを見事にまとめているのは、ご飯の下にそうっと敷かれたマヨネーズでした。麻婆の辛みを少々マイルドにし、まろやかなコクもプラス。やるやんマヨ…いい仕事するやん!
ご飯パティがもっちりギッチリしているので、自然といつもよりよく噛んで食べることになり、満腹感もアップ。炭水化物×炭水化物のバーガーですが、キャベツと豆腐のおかげでなんとなく罪悪感からは免れます。
途中、ふと「バンズ…要るかな?」という気持ちがよぎりましたが、そんなのは野暮。バンズのおかげで手を汚さずワンハンドで蒙古丼が食べられるわけだし、蒙古丼にパンが付いてきたと思えばお得な気もしますしね。
蒙古タンメンバーガーは、6月下旬までの期間限定。全国発売は5月19日です。中本の味を知っている人も知らない人も、1度この新感覚を経験してみてはいかがでしょうか。今日のランチはハンバーガーとラーメン、どっちにしようかな~と迷ったときにも、ぜひ!