先週末まで上野の国立科学博物館で開催されていた特別展「ヒカリ展」。そこのお土産売り場で見つけちゃいました、“蚕”の形をしたチョコレート「かいこの王国」を。

エンタベヘンシュウブハ カイコノチョコレートヲ テニイレタ!
エンタベヘンシュウブハ カイコノチョコレートヲ テニイレタ!

「かいこの王国」は、丸エイ食品(群馬県藤岡市)により販売されている手づくりチョコレート。富岡製糸場を中心とする群馬県の養蚕業を象徴するお菓子として考案されたそうです。3個入りで価格は820円(税込)。


ヒカリ展では“光る蚕”が紹介されていたため、これにちなんで販売されていたものと思われます。店頭 POP には「ちょっと気味が悪いけど、おいしいよ♪」と書いてありました。

ドキドキ…
ドキドキ…

箱を開けてみると、ゴールドに輝く個包装に入ったチョコレートが3個入っています。ドキドキしながら袋を開けてみると…(以下、ムシが苦手な人は気を付けて!)

蚕がつむぐシルクの美しさをイメージさせる金の袋入り
蚕がつむぐシルクの美しさをイメージさせる金の袋入り

お蚕様(おこさま)のお成~り~!
お蚕様(おこさま)のお成~り~!

で、でたーーー!! 葉っぱの上にちょこんと座り、つぶらな赤い瞳でこちらを見つめてくる蚕の幼虫!! モコモコしたボディとか、足(?)とか口元の感じとか、なかなかにリアル!!

だけど…だけど、思ったより生々しくないぞ!むしろ、コロンとした姿は見ているうちにジワジワと愛着すら湧いてきます!

見れば見るほどキュート…?
見れば見るほどキュート…?

蚕の素材はホワイトチョコレート。中にサクサクの米パフやコーンフレーク、甘酸っぱいドライクランベリーが合わされていて、食感と味にアクセントを加えています。

また、蚕の下に敷かれた緑色の葉っぱは、群馬県産の桑の葉パウダーが練り込まれたチョコレート。深い香りと爽やかな渋味が、甘い蚕チョコと絶妙にマッチしています!

一瞬「ウワッ」と思ってしまったけれど、その小さな体で養蚕国・群馬の誇りを一身に背負っていると思うと、ますます愛おしさを感じます。

おまえ…がんばってるんだね…
おまえ…がんばってるんだね…

今回えん食べ編集部が「かいこの天国」を手に入れたヒカリ展はすでに終了していますが、群馬県の富岡製糸場すぐ近くにある直営店舗のほか、丸エイ食品のオンラインショップでも購入することができるようです。

日本の伝統産業と群馬県への深い愛が感じられる蚕チョコ。ちょっとした遊び心でホワイトデーにプレゼントしてみるのもいいかも?(ただし自己責任でね!)