そこで今回は休みボケに警鐘を鳴らす意味も込め、この年末年始に“うっかりミス”が引き起こした、海外の飲食店でのプチ事件をお伝えします。
1つ目は、世界に店舗を拡げるレストランチェーン Nando's で起こったプチ事件。英国メディア Telegraph によると、Nando's ロンドン店で妻や娘らとともにグリルチキンなど合計62.35ポンド(約1万1,000円)分の食事をした男性に対し、同店はなんとおよそ100倍(!)となる6,235.88ポンド(約115万円)をうっかりチャージしてしまったのだとか。
クレジットカードで支払った男性はこのことに気づかず、うっかり会計を済ませてしまったそうです。ただ、男性と家族がお店を後にしてすぐ店のスタッフが間違いに気づき、謝罪と返金の手続きを済ませたことで大事には至らなかったとか。
同メディアによるとこの男性は、次のように話しているそうです。
「Nando's のチキンは美味しいよ。でも、6,000ポンド払うほどではない」
さすがにそうですよね。
2つ目は、単なるうっかりミス(たぶん)が、まさかの“公開処刑”を引き起こしたプチ事件。
英国メディア Dailymail Online が伝えるところによると、レストランチェーン Burger & Lobster カーディフ(ウェールズの首都)店は、支払いを“忘れて”しまった家族連れのお客へ向けたメッセージを、防犯カメラの映像をキャプチャした画像付きで同店の公式 Facebook に投稿したそうです。
メッセージの内容は、「今夜、支払いをせずにお店を出られたお客様。もちろん私たちは、お客様がただ忘れてしまっただけだと確信しています。どうぞお店へご連絡いただき、支払いをお済ませください」といったもの。忘れられた支払いのための再来店を催促する一方で、食い逃げではないとわかってる(信じてる)よ、と伝えたいのでしょう。
同メディアによると、同店のこの投稿に関して、ネットユーザーからの声は賛否両論。「なにも SNS で辱めることはないじゃないか」などと怒りや呆れの意見が目立つ中、「お店側は正しいことをした」と擁護する意見もあったようです。ちなみに現在、このお客からの清算は完了し、くだんの投稿は削除されているとのこと。
幸いどちらもおおごとにはならなかったようですが、休みボケ覚めやらぬこの時期にありがちな出来事。これらを教訓に(?)、しっかり気を引き締めたいですね。
※画像の出典は、Nando's UK 公式 Facebook ページ、Burger & Lobster Cardiff 公式 Facebook ページ