テレビなどで取り上げられて話題の「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス」。サクサクの焼きたてメロンパンと冷たいアイスの組み合わせが人気のスイーツです。2013年に石川県金沢市にオープンして以来、行列ができる人気店となりました。

メロンパンアイスの作り方はいたってシンプル。メロンパンとアイスがあれば、できるのです。それなら、メロンパンを買って来て作ってみようではないかと考えた、えん食べ編集部。メロンパンを自分で焼くスキルは持ち合わせていないため、買ってきたメロンパンを使って「世界で3番めにおいしいメロンパンアイス」を作るべく、ベストな組み合わせを探ってみることにしました。

用意したのは、東京で行列ができる人気店のメロンパン2つと、スーパーなどで買えるメロンパン1つ、そしてバニラアイスクリーム。果たして、どの組み合わせが一番おいしいのでしょうか。

おいしい「メロンパンアイス」を作るには…
おいしい「メロンパンアイス」を作るには…

◆本家の「世界で2番めにおいしい焼き立てメロンパンアイス」

まずは、本家本元・世界で2番めにおいしい焼き立てメロンパンアイスの、メロンパンアイスを食べてみました。オーブンから出てきたちょっと厚めのメロンパンに、アイスがたっぷりと挟んであります。メロンパンは、一般的な筋を入れて模様付けしてあるものとは異なり、つるんとした丸い生地に四角いクッキー生地を貼り付けて作ってあります。

ちょっと変わった皮がポイント
ちょっと変わった皮がポイント

がぶっとひと思いにかじると、(寒空の下でだいぶ冷めてしまったものの)ほのかに温かいメロンパンと冷たいアイスがベストマッチ。クッキー生地にはザクッとした歯ごたえがあり、食感の差が楽しめます。中の生地は、ふわふわというよりはぎゅっとしっかり詰まっていましたが、とても口どけが良く、アイスと一緒にすっと溶けていきます。

アイスの味は、ミルク感が強めな印象でした。また生地そのものが甘くないので、アイスとのバランスが取れています。皮のザクザク食感と生地の口どけ、生地の甘さとアイスの甘さのバランスが大切なようです。

◆浅草・花月堂「ジャンボめろんぱん」

浅草にある花月堂は、昭和20年創業の老舗。名物の「ジャンボめろんぱん」(200円)は、週末になると1日に2,000個以上売れるという人気商品です。

焼き立ては店名入りの袋に入れてくれます
焼き立ては店名入りの袋に入れてくれます

ジャンボというだけあって、直径は一般的なメロンパンの1.5倍ほどでしょうか。でも中はふわっふわ(というより、ふかふか)なので、ペロリと食べてしまえます。しっとり&もっちりしていて、焼き立ての風味が最高のメロンパンです。行列ができるのも納得の味わい。

サックリ、もっちり、ふかふか
サックリ、もっちり、ふかふか

この、焼き立てがとてもおいしいメロンパンを持ち帰り、さっとトースターで温めて贅沢にもアイスをはさんでしまいます。あまりにふわふわで包丁を入れるのにも一苦労!

食べてみると、柔らかい生地の食感がバニラアイスとうまく融合し、なかなか素敵な食べ物になっていました。溶けたアイスがしみ込んだ部分も、しっとり感が増しています。サクサクの皮には少しだけざらめがのっていて、食感のアクセントに。また生地の風味が強く、バニラアイスに負けていません。甘すぎないのでアイスとのバランスも取れています。

柔らかいので、ぎゅっと押しつぶして食べやすい
柔らかいので、ぎゅっと押しつぶして食べやすい

ふかふかすぎてサンドするのは大変ですが、予想以上にお互いの味を引き立てる一品になりました。でもやっぱり、焼き立ての風味と食感が損なわれてしまうのは残念ですが…。

◆月島・久栄「焼き立てメロンパン」

もんじゃ焼きの街、月島にある久栄(きゅうえい)の「焼き立てメロンパン」(170円)。これを食べてしまうと、他のお店のメロンパンは食べられなくなる!という人もいるほどの人気商品です。

そんな久栄のメロンパンは、厚めの皮と、しっとり柔らかい生地の食感の差が印象的。皮にはたっぷりと砂糖がかけてあり、甘さをしっかりと感じられます。もんじゃ焼きを食べたあとや飲み会帰りに、ここのメロンパンを買って帰る人も多いのだとか。

厚く、固いクッキー生地はあま~く仕上げてある
厚く、固いクッキー生地はあま~く仕上げてある

久栄のメロンパンは、底がクッキーのように固めなのでサンドするにはもってこいかも。皮は花月堂よりザクザクと厚く、中の“ふわふわ度”は花月堂と本家の中間ぐらいで口どけよく仕上がっています。

底の生地もサックリしているので持ちやすい
底の生地もサックリしているので持ちやすい

食べてみると、砂糖とアイスの甘さが合わさって、あま~いメロンパンアイスになっていました。生地のサクサク感もクッキーのようにしっかりと感じられます。甘いものが好きな人には、久栄のようにざらめがのっているタイプがオススメかも。

◆おなじみヤマザキの「メロンパン」

有名店2店の次は、スーパーやコンビニでパパッと買える山崎製パンのメロンパン。温めると、ふわっと香りが立ちます。

おなじみメロンパンも、トースターで温めて、
おなじみメロンパンも、トースターで温めて、

トースターから出した直後は皮の表面も柔らかいのですが、少し冷めるとクッキーみたいなサクサク生地になります。“サクサク×ふんわり”の食感の差は、人気店のメロンパンに比べると物足りないものの、意外とバランスよく仕上がっています。

アイスをたっぷりサンド
アイスをたっぷりサンド

食べなれたおなじみの味ですが、いつもとは違った表情を見せてくれます。メロンパン自体は全体的に甘めなので、ちょっと甘さが強すぎるかもしれませんが、濃い味派にはおすすめです。また生地はどちらかというとパサパサとしていますが、アイスがしみこむことでしっとりと変化します。

【結論】
・ちょっと甘さが物足りないメロンパンの方が、アイスの味わいが引き立つ
・厚めの皮の方がクッキーサンドを食べているみたいでおいしい
・生地の口どけの良さは重要
・やっぱり本家のメロンパンアイスはバランスが良くておいしい

今回はバニラアイスで作ってみましたが、チョコレートアイスをはさむ、フルーツをはさむなど、色々とアレンジできそうです。たかがメロンパンとアイス、されどメロンパンとアイス。自分だけの「世界で3番めにおいしいメロンパンアイス」を作ってみる休日なんて、いかがでしょう。“こたつでメロンパンアイス”も良いかもしれません。