お盆ウィークは明けたけれど、まだ脳内はスリープ状態の筆者。何か目を覚ましてくれるランチはないかと探していたら、銀座に「水ラーメン」なるものが食べられるお店があるという情報をキャッチしました。え、お水?

水をかけるわけではないよね?
水をかけるわけではないよね?

気になったので、さっそく水ラーメンが食べられるという「Pour cafe(プルーカフェ)」に行ってきました!店舗所在地は銀座一丁目駅、最寄りの改札出口からは徒歩1分とかからないところにあります。


テラス席もある
テラス席もある

「ラーメン、ラーメン…」と頭がラーメンでいっぱいの状態で歩いていると一瞬気づかずに通りすぎてしまうほどオシャレなお店なので気を付けて。ラーメン屋ではなくカフェですからね!

筆者のような女性のおひとり様客も多い
筆者のような女性のおひとり様客も多い

店内のインテリアもオシャレ
店内のインテリアもオシャレ

店内に入ったら、まずはカウンターで注文を。くだんの水ラーメンとは、山形発祥の冷たいラーメン「山形水ラーメン」のことみたいです!なるほど、山形には「水かけごはん」なんて料理もありますもんね!ちなみに同店の水ラーメンは、オリーブオイルを使った香味油などオリジナルの味を加えて仕上げられているそうです。

バラエティーに富んだラインナップ
バラエティーに富んだラインナップ

期待に胸をときめかせながらお会計を済ませます。ランチ価格はドリンク付きで950円。

席に着くとすぐに水ラーメンが運ばれてきました!あれ、スープがない?麺とトッピングだけがボウルに入っているように見えますが…

麺と具しか見えない。水気はどこへ…?
麺と具しか見えない。水気はどこへ…?

…否!よく見ると真ん中に何かいます!煮玉子、メンマ、ねぎ、チャーシューに囲まれてちょこんと顔を出しているのは…氷だ!!

これ
これ

しかしこれは氷山の一角。麺をめくると、底にはさらに濃い“ダシ氷”がたっぷりと入っていたのです!このダシ氷を溶かしながら食べるのが「山形水ラーメン」というわけ。

濃厚なダシが凝縮された氷
濃厚なダシが凝縮された氷

お好みでコショウと唐辛子をかけて、ダシ氷を溶かしながら麺や具材を混ぜ合わせていただきます。

はじめはスープ少なめですが、氷が徐々に溶けて程よいひたひた感に。ダシは魚介の旨みがしっかり効いた濃いめの味付けで、モチモチとした中太麺とよく合います。スープも麺もひんやり冷たくて、暑さで火照った身体もじんわりクールダウン!

スープも麺もキンキンに冷えてる!
スープも麺もキンキンに冷えてる!

冷たいこと以外はスタンダードなラーメンと大きく違うところはないのですが、スープがキンキンに冷えていることで具材ひとつひとつの味が際立ち、味の輪郭がはっきりするような気がします。脂ののったチャーシューも、黄身がとろける煮玉子も、シャキシャキねぎも、コリコリのメンマも。ラーメンという芸術作品のすばらしさを再確認できます。

まだまだ暑さの残る8月。残暑を乗り切る“冷たいランチ”、ぜひいかがでしょうか?お盆休み明けにもキリッと目が覚めますよ!