ドン・キホーテのプライベートブランド『情熱価格』から、冷凍食品「HyperHot本格肉餃子」が8月23日に発売されました。12個入りで、価格は298円(税別)。一部をのぞく全国の店舗で販売されています。
これは、激辛ファンに人気の高いアメリカンホットソース「DEATH SAUCE(デスソース)」とのコラボ商品。餃子の具に、日本で展開されているデスソースシリーズの中でもっとも辛いと言われる「サドンデスソース」を使って“刺激的な味”に仕上げてあるそう。
みなさん、最近刺激足りてます?私は足りていません。というわけで食べてみました!
◆激辛“デス餃子”を食べてみた
さっそく焼いてみました。皮からしてすでに真っ赤。こんな色の餃子は初めて見ました。
ちなみに具には豚肉、キャベツ、ニラ、ねぎ、にんにくが使われており、すべて「国産」だそう。そんな素敵な情報も真っ赤な皮の色とパッケージに書かれた「笑えない辛さ」の文字に上書きされ、とりあえず恐怖しか感じませんが、意を決して食べてみます。
――あ、ちょっと待って。マジで辛いですこれ。マジで辛いDEATH。
もっちりとした皮、ふっくらとジューシーなお肉、しゃきしゃきとしたキャベツやねぎ。これだけならおいしい餃子なんですが、いかんせんサドンデスソースが舌を切り裂くような辛さで横槍を入れてくるので、痛くて餃子の味が感じられません。
舌にのせた瞬間から始まる拷問。舌はチリチリ、のどはビリビリ。体が防御反応を示しているのか、唾液がたくさん出てきました。汗や涙や鼻水(ごめんなさい)も止まりません。
噛むと辛すぎてつらいので、なるべく早く飲み込むことが推奨されます。が、痛みに耐えて噛み続けると、肉のうまみや餃子本来のおいしさが遠くの方から少しずつ歩み寄って来ます。餃子自体はとてもおいしい…気がします、たぶん。辛すぎて味覚が錯乱していますが。
◆ひとつだけ救いが
水や白いごはんで辛さを中和しようとしても逆効果(むしろ辛さが際立つ)のですが、ひとつ救いがあるとすれば、ビール!
ぱくっと口に放り込み、数回噛んで辛さが舌を支配して来たら、ビールをぐびぐび。炭酸のシュワシュワと苦みで辛さのキレが良くなり、口の中は「餃子とビール」のあと味になります。ほんのり甘みのあるチューハイなんかも良いかもしれません。多少の辛さや痛みは伴いますが幸せに着地できるので、よろしければぜひお試しください。