ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
“特別なブリオッシュ”が日本初上陸

2016年9月、フランスで“もっとも名高いシェフの一人”といわれるティエリー・マルクス氏が、世界初出店(!)となるグランビストロ&プレミアムテラスバー「BISTRO MARX(ビストロ・マルクス)」を東京・銀座にオープンします。これに先がけ、8月20日と21日に青山・国際連合大学前広場でポップアップストアが登場しました。

数量限定で販売されたのは、看板メニューの「ブリオッシュ(プレーン)」(税込1,000円)。お店には長い行列ができ、2日目の午前中はなんと15分で50個が完売するほどの盛況ぶりだったとか。


そんな話題のブリオッシュをえん食べ編集部も手に入れました!果たしてどんな味なのか実力を確かめてみます。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
箱がすてき

◆外サクッ、中フワッ


マルクスさんのブリオッシュは、まるでクロワッサンのように、生地とバターを何層にも重ねてつくられます。この生地をしっかり寝かせて空気を抱き込むことで、焼き上がったブリオッシュはふんわりエアリーな食感になるんですって。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
こういうお城みたい!

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
中はふんわりエアリー

生地はふかふかと弾力があり、カットしてみると、確かに空気のお部屋がたっぷり!食べてみると外はハリハリと程よい歯ごたえで、中はしっとりしています。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
ふっかふかです

トースターで軽く温めると焼きたて感が復活し、外はクロワッサンのようなぱりぱりサクサクの歯ざわりが強くなります。さらに中は油分のしっとり感が復活、とろけるような口どけに。外と中で食感のコントラストがすごい。

◆バターのコクとたまごの甘み


「素材にもこだわり抜いている」という、マルクスさんのブリオッシュ。北海道産の小麦や、コクと甘みが強いたまご、フランス産の発酵バター、生イーストなどが使われているそうです。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
上から見るときれいなうずまき

表面にほんのり粉糖がまぶしてありますが、全体として甘さひかえめ。噛むほどにバターのコクと程よい塩気、たまごの甘みがじっくりと広がります。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
年輪のように美しく重ねられた層に、パウダースノーのような粉糖が

そのまま食べると甘みをやや強めに、温めなおすと香ばしさをより感じられました。

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
割くともっちゃり粘るような手ごたえがあります

まるでクロワッサンとブリオッシュのいいとこどりをしたような贅沢なパン。食べごたえのあるリッチな味なのに、口あたりがフワッと軽くて甘さも程よいので、けっこうぱくぱくいけちゃいます。1個がかなり大きいので、ひとりで一気にペロリしないように気を付けてくださいね!

ビストロ・マルクス「ブリオッシュ」
iPhone6sと比べるとこのくらいあります

今回ブリオッシュを食べ逃してしまった人も、9月24日には満を持して常設店がオープンしますのでご安心を。それまで少しの辛抱ですよ!