クランベリーのスイートポテトとポテトパイ

スイーツ王国、北海道帯広市。かの有名な六花亭の本店があったり、バウムクーヘン「三方六」の柳月があったりと、甘いお土産には事欠きません。

そんななか、地元のマダムにおすすめされたお店が「クランベリー」。ここの“量り売りスイートポテト”が絶品で、マダム自身、「東京へのお土産に絶対買う」のだとか。

クランベリーのスイートポテト用の箱
てことで、買っちゃいました。童話ちっくな箱のイラストがかわいい

それがコチラ。大きなサツマイモの皮の器に、きれいに焼き色のついたふっくらポテトがつめられています。カットしたものはなく、1本単位での販売。モノによって大きさが変わるため、量り売りなのです。

クランベリーのスイートポテト
表面の焼き加減が素晴らしい

クランベリーのスイートポテト、側面
横から見ても、しっかりとイモ

カットして断面を見てみると、皮のうえにクリームを敷き、ポテトフィリングをつめてあるようです。

その味わいは「素朴」の一言に尽きます。しっとり、なめらかなポテトフィリングは、サツマイモの風味がとても濃厚。昔、おばあちゃんと作ったスイートポテトのような、シンプルな風味です。

一方で、フィリングの下のカスタードクリームが、お菓子屋さんらしいエッセンスに。たかがスイートポテト、されどスイートポテト。自分でも作れそうなのに作れない絶妙なおいしさが、クランベリーのスイートポテトにはあるのです。

クランベリーのスイートポテトパイ、断面
冷やすと、しっとり

店頭での価格は216円/100g。市内にある店舗のほか、JR帯広駅内のショップ、また空港の売店でも販売されています。購入後は3時間程度をめどに冷蔵庫へ入れてくださいとのこと。通信販売でも1個1,200円~で購入できます。

が、重要なのは、ここから。焼きたてが、ものすごく、ものすごく、ものすごーーーーーく、ウマイんです!!!

クランベリー店頭のスイートポテト
店頭に並ぶスイートポテトたち

購入したてのものを店内で特別に食べさせてもらったのですが、まず、サツマイモの香りの広がり方がぜんっぜん違う。そして、驚くくらいふわっふわ。ほんのり温かさの残るフィリングは、口に入れるとすうっと溶け、優しい甘さが残ります。

冷やしたものでも、レンジで温めればふんわり感を取り戻すことはできます。が、やっぱり、焼きたての感動に勝るものはないと思うんです。ぜひ、店頭で温かいものを入手して、ホテルなどでゆっくりと味わってみて。かなり甘さ控えめなので、朝ごはんにもいいと思いますよ。

このスイートポテトは、いうまでもなく、クランベリーの看板メニューです。1972年の創業以来愛されている味なのだとか。収穫地域や時期によって異なるサツマイモの個性を大切にし、ひとつひとつ手作りしているのだそうです。

そして実はもうひとつ、気になって買ってしまったのが、ポテトパイ(名前だけ聞くと、ジャガイモのおかずパイみたい)。本店では、カット売りもありました。

クランベリーのポテトパイ
大小から選べるポテトパイ(写真は小)

さっくりパイの間にはクリーム、上にはサツマイモと甘酸っぱいベリーソース。シンプルだけどまた食べたくなる、こちらも素朴なお菓子でした。

クランベリーのポテトパイ
パイの重なり方の違いが、食感のコントラストに

このほか本店では、ソフトクリームや、生ケーキ(だいたい200円くらい。安い!)など、洋菓子屋さんらしいスイーツの数々が販売されていました。六花亭のお菓子も三方六もいいけど、イモが好きならクランベリーは絶対に行ってほしいお店です。