倉敷デニムストリート「デニムバーガー」
デニムを…食べる?

岡山県倉敷市の児島地区といえば、国産デニム発祥の地。これにちなみ、2014年11月、美観地区の一画に「倉敷デニムストリート」がオープンしました。

岡山県倉敷市「倉敷デニムストリート」
倉敷デニムストリート

ここにはデニムを使った雑貨や装飾品を取り扱うショップのほか、“デニムグルメ”が食べられるフードコーナーがあります。

倉敷デニムストリート
普段はスタッフさん2人で切り盛り

メニューには「デニムまん」(2種)「デニムバーガー」「デニムソフト」「デニムスカッシュ」の計5品がラインナップ。もちろん全部デニム色(青)です。初めて見た時はぎょっとするかもしれませんが、勇気を出して食べてみると意外にも(?)おいしいのでほっこりします。

◆デニムまん

デニム色の生地で具を包んだデニムまん。黒豚肉あんが入ったものと焼そばが入ったもの、2種類あります。真っ青な生地の色は、クチナシとアルコールを合わせることで出しているとか。価格は各350円(税込、以下同じ)です。

倉敷デニムストリート「デニムまん」
青い肉まん

かぶりつくと、生地も具もふっくらとした口あたり。黒豚肉あんは肉汁たっぷりで、脂の甘みがジュワッと広がります。

倉敷デニムストリート「デニムまん」
中はふわふわの黒豚肉あん

一方の焼そばは、プルンと弾力のある麺に香ばしい甘辛ソースがたっぷり絡んで食べごたえ満点。焼そばパン、ならぬ“焼そばまん”です。焼そばまんって初めて食べたけど。

倉敷デニムストリート「デニムまん」
つるんと丸いデニムまん(焼そば)

倉敷デニムストリート「デニムまん」
青い焼そばまん

◆デニムバーガー

まるで宇宙から眺める地球のような美しい青色のバンズで、豚と鶏のひき肉を合わせて揚げた“つくね風”のパテと千切りキャベツをサンドしたハンバーガー。ソースとマヨネーズで味付けされています。価格は350円。

倉敷デニムストリート「デニムバーガー」
バンズの青がきれい

パン屋さんから特注で仕入れるという青いバンズは、かじるとふわっふわ!厚みのあるパテもふわっとやわらかくて、肉のうまみたっぷり。全体的に軽いので1個ペロッといけちゃいます。キャベツのシャキシャキ食感が良いアクセントに。

倉敷デニムストリート「デニムバーガー」
ふわっふわのシャッキシャキ

◆デニムソフト

夏の青空みたいにさわやかな色をしたソフトクリーム。ミルクベースに、ラムネとブルーベリーで味と色を付けているそうです。価格は380円。ザクザク香ばしいワッフルコーンにたっぷりしぼって提供されます。

倉敷デニムストリート「デニムソフト」
青くてもそんなに違和感ないですね

ミルクのコクに、ラムネのスーッとした風味。ブルーベリーのフルーティーな甘さが隠し味です。あと味もさっぱりしているので、夏の食べ歩きにぴったり!

◆デニムスカッシュ

試作品として最近登場したという新メニュー。価格は300円です。青いグラデーションがきれいなソーダに、ころんと丸い自家製の桃シャーベットが3つ、涼しげにぷかぷか。

倉敷デニムストリート「デニムスカッシュ」
桃も岡山の名産品ですからね!

スカッと爽快!期待どおりのおいしさで、渇いた喉にゴクゴク流し込みたくなります。シャーベットは桃のジュレを丸く固めて凍らせているそうで、しゃりっと噛むと中からトロッと桃の果肉が現れます。

倉敷デニムストリート「デニムスカッシュ」
桃シャーベットがぷかぷか~

飲むときはストローでよく混ぜて、全体を“デニム色”にしてからどうぞ。

◆発売当初は「気持ち悪い」の声も

デニムまんを売り出した当初は、その青い見た目から「気持ち悪い」と引かれてしまったこともあったそう。けれど今では口コミ人気も広がり、デニムグルメは倉敷を代表する名物のひとつに。

倉敷デニムストリート「デニムソフト」
取材中も、たくさんの人が買いに来ていました

「お客さんが『ありがとう』って言ってくださるんです。ありがとうを言いたいのはこちらなのに」とスタッフさんが目を潤ませながら話す姿に、筆者も思わず胸が熱くなっちゃいました。

衝撃的な見た目に反して、その味は驚くほどやさしくておいしいデニムグルメ。どれもここでしか食べられませんので、倉敷を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。穿くデニムもいいけれど、“食べるデニム”もいいものですよ!