そこで今回、吉祥寺で生まれ育った生粋の地元っ子が実際にリピートしているというおすすめカフェ・レストラン5選を聞いてきました!これでもう迷わないよ!
1、チーズに溺れたい!創業48年目の老舗ピザ屋「トニーズピザ」
1968年、代々木に創業してから50年近くも愛されてきた老舗のピザ屋さん。オールディーズが流れるどこか懐かしい雰囲気の店内は、学生からビジネスマン、主婦友までたくさんの人で賑わっています。
看板メニューは、とにかくチーズがたっぷりトッピングされたピザ。中でも同店の“顔”といえる「ミックスピザ」(790円)は、お肉と野菜をのせたピザに具材が見えなくなるほど大量のチーズをのせて焼き上げてあります。一人前は1ホールの4分の1(2ピース)。
チーズが重くて手で持てないので、ナイフとフォークでいただきます。
あふれんばかりのチーズをこぼさないようにかぶりつくと…もっちりとろ~り、コクとうまみが洪水のように口の中に流れ込んできました!こんなに贅沢にチーズを味わえるピザは初めてです。食べ進めるうちにチーズの中に隠れていたシャキシャキの玉ねぎやピーマンに出会えるのですが、これがまたちょっとした宝探しみたいで楽しい。
チーズの量こそ並外れていますが、味自体はシンプルかつ正統派。何度でもリピートしたくなります。
店舗所在地は、東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-9。
2、憧れの葡萄屋も、ランチなら気軽に!
黒毛和牛のステーキ、しゃぶしゃぶ、焼肉が味わえるレストラン「葡萄屋(ぶどうや)」。ちょっと高級なイメージのある葡萄屋も、ランチなら肩ひじ張らず気軽に利用できます。
今回訪れたのは焼肉BUDO-YA。ランチメニューの中から「焼肉ランチ」(1,500円)を注文しました。国産の上ロースを自分で焼いて食べる人気メニューです。ライスとスープ、前菜に加え、食後にはデザートとコーヒーも付いてお得。
前菜は3種の盛り合わせ。甘酸っぱかったりしょっぱかったりとそれぞれ違った味が楽しめます。前菜としてはもちろん、お肉の途中に挟み挟み食べると口がさっぱりするのでおすすめ。
さて、肉を焼きます。網にのせるとジュワッと音を立てるルビー色のロース。香ばしい匂いが漂ってきました。ジワジワと肉汁が浮いてくるタイミングを見計らって捕獲し、お口へ。
(分かってたけど)うっまーい!!! 肉質はしっとり柔らかく、それでいてサクッと歯切れもよく、脂身は少ないけれど口どけは格別。赤身が多くさっぱりとした味ですが、噛むほどにとろけるようなうまみと甘みが広がります。
焼肉のタレ(やや甘め)を付けて食べてももちろん文句なしに美味なのですが、繊細なお肉そのものを存分に味わいたいならシンプルに塩で味わうのがいいかと。
また、食後のデザートはブドウのシャーベットか杏仁豆腐のどちらかを選べ、熱いお茶とコーヒー(アイスもあり)とともに提供されます。
今回筆者が選んだのは杏仁豆腐。口あたりはふるふるもっちり、後味がほんのりスパイシーで本格的なおいしさです。ランチセットのデザートらしからぬボリューム感で満足度120%!
それにしても、ひとり焼肉がこんなに楽しいものだとは…1,500円で極上の幸せを買った気分です。
店舗所在地は、東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-1。
3、子ども連れママも安心!オシャレな焼鳥屋さん「たまや」
2014年にオープンした「焼鳥 たまや」。吉祥寺の焼鳥屋といえば「いせや」が昔から有名ですが、ここはまたひと味違ったモダンな焼鳥が楽しめるお店です。
ランチメニューには、7種類のおかずをちょっとずつ食べられる「いろいろ小鉢の定食」(1,200円)をはじめ、「特製親子丼」(880円)、「煮込み手羽元の鶏カレー」(780円)などがラインナップ。
中でもオススメは「特製親子丼」と「鶏カレー」。
親子丼は、鶏肉をたまごでとじてご飯にのせ、さらに生卵の黄身を中央にコロンとトッピングした贅沢などんぶり。これを崩し絡めてほお張れば、口の中は超濃厚なたまごのコクに満たされます。ふわっと柔らかく淡泊な鶏肉とのバランスも絶妙!
鶏カレーは、ふっくらコシのあるご飯にフルーティーな甘みのあるルウを重ねた一品。鶏のうまみが効いています。柔らかく煮込まれた骨付きの手羽元がゴロンと入っているのですが、これがフワッフワで極上の口どけ!女性でもさらっと食べられるおいしさです。
どのメニューもビシっと味付けされていて、昼間からついお酒を飲みたくなっちゃいます。ちなみにベビーカーでも入れるので、子ども連れのママさんたちにも人気のよう。
店舗所在地は、東京都武蔵野市吉祥寺本町1-34-2。
4、ボリューム満点、男子も満足!カレーのモンタナ
カレーつながりで、駅から5分ほど歩いたところにあるお店モンタナ。カウンター席とテーブル席があり、おひとり様でもグループでも利用できます。
ポークカレーや野菜のカレー、えびのカレーなどが並ぶ中、とりわけインパクトのあるメニューが真っ黒いカレー「ブラックポークカリー」(1,000円)。この本気の黒さは竹炭で出しているそうです。
ご飯とルウは別々で提供されます。また、ご飯の上には目玉焼きかゆで玉子のどちらか好きな方をのせてもらえます。
ルウはさらっとしたスープカレー風。どす黒いので相当辛いのかなと思いきや、意外にもココナッツの甘みが生きたまろやかなお味!スパイスが効いた濃厚かつエスニックなルウに、トッピングのトマトとパクチーが爽やかな風を吹き込んでいます。
また写真だとわかりづらいんですが、ルウの真ん中にはローストされた豚の塊肉がどっかり鎮座しています。香ばしく、噛むとほろほろっと崩れるやわらかさ。絶妙な脂の甘みが広がります。
なお、ランチタイム(15時まで)はライス大盛り無料だそう。大盛りじゃなくてもお腹いっぱいになるんですけどね。男性でも物足りなさは感じないと思います。
店舗所在地は、武蔵野市吉祥寺本町2-10-2。
5、まるでおとぎの国!洋食屋「まざあ・ぐうす」
女子が口をそろえてオススメ!という洋食屋さん、まざあ・ぐうす。おいしい料理はもちろん、階段を下りるとそこはまるでおとぎの国!な世界観も女子の心をくすぐります。
夏は冷製パスタが人気だそうですが、今の時期は焼きたてアツアツのドリアがおすすめ。筆者は「かぼちゃドリア」(1,050円)を食べてみました。
ちなみにドリア、本当にグッツグツに熱いので少し冷めるまで待ったほうがいいかもしれません。あわてて食べると私のように舌をやけどします。
まろやかなホワイトソース、最高!濃厚なのにスッと溶け、甘みと塩気のバランスも文句なし。トロ~リややゆるめの固まり具合も絶妙です。今回はここにホクホクのかぼちゃもゴロゴロ加わって、よりあたたかみのある味わいに。お皿の側面についた香ばしい“おこげ”もたまりませんね。ますます寒くなるこれからの季節にぴったりの一品でした。
店舗所在地は、東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14。
※すべて取材時点でのメニューをご紹介しているため、変更されている場合はご容赦ください。また、表示価格はすべてランチ価格です。