バナナといえば、フィリピン。フィリピンといえば、バナナ。日本ではこのイメージがすっかり定着してしまっていますが、実は世界最大のバナナ生産国はインド。インドにおける2009年度のバナナ生産量は2,700万トンで2位のフィリピンに3倍近い差をつけ、世界のバナナ生産量の約30%近くを占めているのです。

その中でも、特に食味が素晴らしくコクもあるグジャラート州のバナナは、ヨーロッパや中東(特にサウジアラビアや UAE)を中心に高く評価され、グジャラート州は輸出用プレミアムバナナの一大産地として認知されてきたんだとか。


そんなインドのグジャラート州で栽培・育成されたプレミアムバナナ「マハラジャ」がついに日本に上陸します!首都圏のイトーヨーカドー店舗で10月20日から販売開始するそうです。

日本初!インド産バナナ「マハラジャ」がついに上陸!
日本初!インド産バナナ「マハラジャ」がついに上陸!

インド産バナナは、優れた特長がある一方で、外皮にキズが多く・外観品質が劣るという問題がありました。しかし、生産者への教育や、フィリピンの熟練生産者を雇うことで外観品質の問題を改善したとのこと。

努力の成果です!
努力の成果です!

気になるネーミングですが、インド産バナナが初めての販売ということもあり、「消費者に馴染みのあるネーミング」、そして「バナナの王様になるように」という願いが込められているから…なんだとか。うん、確かにインド!!!というイメージが前面に押し出されていますね…。

満を持して登場するインドバナナ。この紹介だけ見たら無敵じゃん…って思っちゃいましたが、いかに。フィリピンバナナに取って代わる日も遠くないかも?