そんなご当地ラーメン、兵庫県が不毛の地と呼ばれているのをご存知ですか。そんな大げさな…という気もしないでもないですが…。なんでも、和歌山や徳島など近隣には名産ラーメンがあるのに兵庫にはない!ということで不毛の地なんだとか。うーん、わかるようなわからないような…。
龍野の醤油、姫路の酒、稲美の味醂、播磨灘の海苔の養殖に代表される播州エリアは海の幸、山の幸と食の宝庫。この食にまつわる文化が根深い播州を、なんとかラーメンでも盛り上げたい…。という思いのもと、姫路播磨らーめん点心応援会の加盟企業・八角が兵庫のご当地ラーメン「姫路らーめん」を商品化し、家庭用パックを発売します。パチパチパチ、拍手。
姫路らーめんは、兵庫県姫路市を中心に播磨地域の昔からの地場産業である「しょうゆ」をベースに鳥ガラ、豚骨、野菜で炊き上げたご当地ラーメン。店舗ごとの共通したレシピはなく、醤油の濃度には濃淡がある。
ねぎ、もやし、チャーシュー、のりなどを乗せるのが一般的。同じ兵庫県の西脇市を中心とする播州ラーメンとの共通項も多いそう。…ラーメンって奥が深い…。
甘みが特徴の濃厚醤油に生姜の風味がピリリと利いた、のど越し柔らかでかつしっかりとした後味が特徴の持ち帰り用姫路らーめん、箱タイプは兵庫県内のSA・PAで発売中です。チルドタイプは全国のスーパーで、9月上旬より購入できるとのこと。
不毛の地とまで自虐している兵庫が一念発起して作った姫路らーめん、試してみる価値はあるかも?