睡眠障害」という言葉を聞いて“ドキッ”としている人は、きっと働き過ぎか遊び過ぎです。筆者も、この言葉を聞くと頭が痛い・・・。

「睡眠障害」は、生活リズム(体内時計)の乱れやストレスが原因となり、「よく眠れない → 睡眠時間が減る → 身体が休まらない → 疲労が溜まる → やる気が起きない」という“負のスパイラル”により身体がどんどん辛くなっていくというもので、社会問題にもなっています。

でも、ひょっとしたらこの「睡眠障害」が食べ物で改善できるかもしれないという研究結果が、発表されました。

 

サッポロビールと産業技術総合研究所は、マウスを使った共同研究から、乳酸菌にストレス性の睡眠障害を改善する効果があることを世界で初めて発見したとのことです。仕事のストレスでなかなか夜に寝付けないという、筆者のような人には嬉しいお知らせ。

実験では、サッポロビールが保有している植物性乳酸菌「SBL88乳酸菌」という成分を混ぜた餌を一部のマウスに与え、そして睡眠障害を誘発するストレスを一定期間与え続けた後に、「SBL88乳酸菌」を食べたマウスと食べていないマウスの活動量の違いを検証したそうです。人類の健康増進に貢献するマウスたちもがんばってます。

 

ちなみに活動量の調査は、リスやモルモットを飼っている人にはイメージしやすいと思いますが、走るとクルクルと回る「回転輪」というものを使い、その回転数を記録したそうです。

実験の結果、ストレスにより睡眠障害になったマウスは寝つきが悪く睡眠不足になり、活動量が低下してしまったのに対して、「SBL88乳酸菌」が入ったの餌を食べたマウスでは、活動時間帯の活動量の低下が抑えられていることが実証されたのだそうです。


同じストレスを与えたマウスでも、「SBL88乳酸菌」が入ったの餌を食べたマウスのほうが元気

同じストレスを与えたマウスでも、「SBL88乳酸菌」が入ったの餌を食べたマウスのほうが元気

睡眠障害のマウスでも、「SBL88乳酸菌」が入った餌を食べたマウスのほうが元気

 

睡眠障害の症状の改善には薬が使われることも少なくないですが、副作用が心配なところ。もしも、食べ物で症状を改善できれば身体にも無理はなく、安眠を手に入れることで毎日シャッキリ!と働けるかもしれませんね。でもその前に、睡眠障害にならない規則正しい生活を心掛けましょう!

ちなみに、今回研究結果を発表したチームは、今後「SBL88乳酸菌」の人体における睡眠障害改善効果についての研究を引き続き行なっていくそうです。がんばれ、研究チーム!