“量り売り”ステーキを立ち食いスタイルで楽しめる「いきなり!ステーキ」。1グラム5円~とリーズナブルにステーキを食べられるとあって、行列必至の人気店となっている。

ずっと気になっていたものの、行く機会を逃していた筆者。夏だ、肉が食べたい!と思い立ち、街へ繰り出した。訪れたのは、2013年12月にオープンした1号店「いきなり!ステーキ銀座4丁目店」(東京都・東銀座)だ。

夏だ、肉が食べたい!「いきなり!ステーキ」に行ってきた
夏だ、肉が食べたい!「いきなり!ステーキ」に行ってきた

店に到着したのは開店時間の11時頃。ちょうどオープンしたところだったようで、並んでいたお客さんが次々と店内へ案内されていく。筆者も1回転目で店内にすべりこむことができた。

11時ちょうどに着くと、すんなり入れた
11時ちょうどに着くと、すんなり入れた

店内はすでに満席。スーツの男性、カップルらしき男女、女性2人組など、客層は意外と幅広い。紙エプロンを着けた大人たちがステーキの到着を今か今かと待っている。

ランチメニューを見てみると、300グラムのステーキまたはハンバーグとライス、サラダ、スープがセットになった「ワイルドステーキ」(1,050円)、「ワイルドハンバーグ」(1,000円)が用意されている。

銀座4丁目店のランチメニュー
銀座4丁目店のランチメニュー

店のウリでもある量り売りステーキは、定量カットで注文できるようだ。“1グラム5円”の「リブロースステーキ」は300グラムか400グラム、ほか「Naruo ブランド牛 リブロースステーキ」(1グラム7円/300グラムまたは400グラム/店舗限定)と、「ヒレステーキ」(1グラム8円/200グラムまたは300グラム)が用意されている。別途、300円のA セット(ライス、サラダ)、400円の B セット(ライス、サラダ、スープ)をつけることもできる。

さんざん悩んだ結果、ディナータイムの一番人気メニュー「リブロースステーキ」(300グラム)を注文した。ちなみに、こちらはアメリカ産牛肉で、少しだけお高い Naruo ブランド牛はオーストラリア産。1,050円のワイルドステーキはまた違う肉なのだそうだ。

厨房に目を向けると、大量の分厚い肉が焼かれているのが見える。絶妙な焼加減でひっくり返していくスタッフの手付きが鮮やかだ。ときおり上がる炎に期待が高まっていく。

ああ、
ああ、

早く食べたい
早く食べたい

注文から10分ほどして、リブロースステーキが運ばれてきた。大きい。思ったよりもボリュームがある。熱いプレートの上にはコーン、たまねぎスライスが添えてあり、ジュージューとおいしそうな音を立てている。肉の上にのっているのは“ガーリックバター”だ。肉が熱いうちにしっかりと広げておく。

ジュージュー音が鳴り止まない
ジュージュー音が鳴り止まない

ここに、卓上に置いてあるステンレスポットに入った「ホットステーキソース」をかける。アツアツの鉄板の上でソースが跳ねて、なかなかダイナミックだ。

コイツをプレートの上に流し込め!
コイツをプレートの上に流し込め!

さっそくいただこう。プレートに触れないよう気をつけながら肉をカットすると、ほどよく焼けた肉が現れた。やや面積が大きかったためか、グラム数の割に驚くほどの厚みはなかったが、一般的なリブロースステーキに比べるとボリューム感はたっぷり。肉はほどほどに柔らかく、しっかり効いたガーリックが食欲をそそり、あっという間に完食してしまった。

300グラムと数字で聞くとかなり大きく感じるかもしれないが、いきなり!ステーキに行きたいと思うような肉好きなら序の口であろう。ランチタイムは300グラムか400グラムしか注文できないので、次回はディナータイムにより大きな肉をいただきたい。

焼加減が絶妙
焼加減が絶妙

さて、ここでステーキおかわりタイムに入ろう。先ほどはリブロースだったので、今回はランチメニューの中で最も高価な「ヒレステーキ」(300グラム)を注文した。

運ばれてきたステーキは、先ほどよりも見た目に迫力がある。やや面積は狭いものの、厚みがしっかりあるという印象だ。さすがヒレ肉。

これが300グラムのヒレステーキだ!
これが300グラムのヒレステーキだ!


厚い
厚い

カットして断面を見てみると、レアくらいの焼加減。厚みがしっかりとあるため、香ばしく焼き上げられた表面と、内側の赤い肉との鮮やかなコントラストが確認できる。脂身が少なく赤身が多い部位だが、柔らかくて食べやすく、ステーキソースとの相性も抜群。リブロースステーキとはまた違った贅沢感が味わえた。

こちらは200グラムでも注文できるが、ぜひ300グラム以上でこの贅沢な厚みを味わってほしい。

ビールが進む
ビールが進む

ちなみに、もしも肉が余ってしまったら持ち帰ることができる。店員さんに声をかけると、使い捨て容器など持ち帰り用のセットを用意してくれるので、自分で詰め替える。またテイクアウトでの注文もできるようだが、やはり店内で焼きたてにかぶりつきたいものだ。冷めてしまってはもったいない。

編集部の皆さま、お土産ですよ
編集部の皆さま、お土産ですよ

2種類の肉をいただいたが、大きな塊ステーキを堪能するだけでなく、“何種類かの肉をほどほどの大きさで食べる”のも良いものだ。塊が大きいと食べ進めるうちに冷めてしまうので、300~400グラムずつを“おかわり”すると、焼きたてのおいしいステーキをたっぷりと味わえるのではないだろうか。

ディナータイム(15時~)には、好きなグラム数で注文できる。リブロースステーキやヒレステーキのほか、店舗限定で「Naruo ブランド牛サーロインステーキ(1グラム7円)」や「黒毛和牛サーロインステーキ(1グラム13円)」(ともに銀座6丁目店)、「国産牛サーロインステーキ(1グラム10円)」(銀座4丁目店、吾妻橋店)も用意されているので、食べたい肉狙いで店を選ぶのもアリだろう。

最も高額な黒毛和牛のサーロインでも、300グラムで3,900円。かなりリーズナブルだ。せっかく行くのなら、ちょっとイイ肉に思い切りかぶりついてほしい。筆者の次なる狙いは、和牛サーロインだ。

なお、店の外には常に5名以上が待っている状態だったが、立ち食いならではなのか回転は意外と早い。最も早い人で、11時22分(開店から22分後!)には退店していた。炎天下で並ぶのは辛い季節となるが、11時台なら意外と短い待ち時間ですみそうだ。12時前に筆者が退店した際には、7名が並んでいた。

いきなり!ステーキは現在、都内に5店舗あり、7月15日には六本木店が、7月30日には東京以外で初めての店舗となるプレナ幕張店が、8月には赤坂通り店と吉祥寺店がオープン予定となっており、どんどん拡大している。首都圏以外の地域にも出店してくれると嬉しいのだが、果たして。

※表記価格はすべて税別。