ある日の風呂場で交わされた、親子の会話。

息子(4歳)はご機嫌な様子で、風呂桶にお湯を注いで何かを作っているようだ。

 

息子「ごまいれてぇ~、いちごいれてぇ~、おしょうゆいれてぇ~♪」

筆者「おや、何ができるのかな?」

息子「どれっしんぐ。けーきにかけるの♪」

筆者「・・・・。」

 

子どもの想像力は素晴らしい。彼の手に掛かれば、いつもはデザートとして食しているイチゴも、ドレッシングになってしまうのだ。

しかも、よりによってケーキにかけるとは。あまりの発想の意外性に、「え~、そんなドレッシングあるわけないよ~!」とその場では大笑いしていたのだが・・・。

 

 

「いちごドレッシング」を発見!

「いちごドレッシング」を発見!

・・・あった。

 

まるで、ずっと前からそこにあったかのように、普通に売られているではないか!!

まるで、ずっと前からそこにあったかのように、普通に売られているではないか!!

まるで、ずっと前からそこにあったかのように、普通に売られているではないか!!

 

●出会った場所は、子ヤギが出迎えてくれる農産物直売所

 

さて、この「いちごイタリアンドレッシング」を発見したのは、スーパーや百貨店ではない。イチゴの名産地、栃木県佐野市にある「JA佐野 アグリタウン」の農産物直売所だ。

 

JA佐野 アグリタウン

JA佐野 アグリタウン

 

「JA佐野 アグリタウン」は、地元野菜や地元ならではの食材などを格安で提供する農産物直売所&物産店、イチゴ、桃、ブルーベリーなど季節に応じたフルーツ狩りや野菜の収穫体験が楽しめる観光農園、佐野ラーメンの専門店などを備えた施設で、週末には多くの観光客が訪れる。東北自動車道の「佐野藤岡インターチェンジ」から、3分程度。人気ショッピングスポット「佐野プレミアムアウトレット」のすぐ近くだ。

 

今の季節は、ブルーベリーが食べごろ。

今の季節は、ブルーベリーが食べごろ。

今の季節は、ブルーベリーが食べごろ。

 

佐野名物「いもフライ」も好評発売中。新ジャガです。

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玉石積み放題も好評開催中。いい石、揃ってます。

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最近生まれたばかりの子ヤギさん(名前募集中)も、お出迎えしてくれます。

 

●“完熟イチゴ”を使ったドレッシング、そのお味は?

 

さて本題に戻ろう。発見した「いちごイタリアンドレッシング」(500円)を購入して、持ち帰ってきた。

このドレッシングは、栃木が世界に誇るブランドイチゴ「とちおとめ」、しかも“完熟イチゴ”をふんだんに使用しているという。「“完熟イチゴ”を使ったのならば、そこはフルーツソースだろ!」と言いたいところだが、間違いなくこれは“ドレッシング”なのだ。当然、ケーキにかけることはお勧めできない。

原材料を更にチェックすると、酢、はちみつ、オリーブオイル、食塩、レモン果汁、香辛料、寒天などが並ぶ。もちろん、化学調味料や合成保存料は一切使用していない。パッケージには、「フルーティーな新感覚のドレッシングになりました」と自信のコメント。

 

完熟の「とちおとめ」を使用

完熟の「とちおとめ」を使用

完熟の「とちおとめ」を使用

完熟の「とちおとめ」を使用

完熟の「とちおとめ」を使用

 

原材料はこんな感じ。「とちおとめ」を使用しているが、製造元は愛媛県だ。

原材料はこんな感じ。「とちおとめ」を使用しているが、製造元は愛媛県だ。

原材料はこんな感じ。「とちおとめ」を使用しているが、製造元は愛媛県だ。

 

ガラス越しに小さく見えるのは、小さなタネ?

ガラス越しに小さく見えるのは、小さなタネ?

ガラス越しに小さく見えるのは、イチゴのタネ?

 

●まずは、一口そのまま味わってみた

 

外観をチェックしたところで、いよいよ試食してみよう。まずはボトルをよく振って、お皿の上に出してみた。色はほのかに赤み掛かっているが、見た目は普通のドレッシングとはあまり変わらない。そして香りは、ボトルから出した瞬間にツンとお酢の香りが広がって、その後に少し甘めのイチゴの香りが付いてくる印象だ。

 

赤いツブツブがイチゴの果肉?

赤いツブツブがイチゴの果肉?

赤いツブツブがイチゴの果肉?

 

次に、スプーンでダイレクトに一口。すると、お酢やレモンの酸味、オリーブオイルの風味、塩気、そしてイチゴの甘味が混然一体となって口の中に広がってくる。かなり複雑な味だが、あくまでこれは“ドレッシング”なので、酸味や塩気がイチゴの風味に若干勝っているようだ。

 

ただ、後味として口の中に残るのは明らかにイチゴの風味そのもの。糖度の高い完熟イチゴを使っている割には甘ったるい印象はなく、上品な味わいだ。

 

スプーンでダイレクトに食してみた

スプーンでダイレクトに食してみた

 

●サラダにかけてみた・・・しかし、その結果は意外なものに

 

ここで、冷蔵庫にちょうどサラダ野菜の残り(レタスとキュウリ)があったので、サラダにかけて食べてみた。

ここまで来たら、普通のドレッシングでは考えられない“味のイノベーション”を期待していたのだが・・・。残念なことに、サラダを口に入れるとイチゴの存在感が消えてしまい、旨みの深い“ただのイタリアンドレッシング”になってしまった。

おそらく、サラダに付着したドレッシングが少量なので、ドレッシングの“濃い部分”に到達できていないのだろう。「これ、イチゴのドレッシングなんだ~」と言われなければ、誰も気が付かない程。ドレッシングとしては十分に美味なのだが、“らしさ”が感じられない点にちょっとガッカリ。

 

サラサラタイプのドレッシングだが、少量でも野菜にはしっかりと味が付く

サラサラタイプのドレッシングだが、少量でも野菜にはしっかりと味が付く

サラサラタイプのドレッシングだが、少量でも野菜にはしっかりと味が付く

 

●肉料理と合わせることで、「いちごドレッシング」が本領を発揮!

 

やばい。ここまで写真を14枚も掲載しているのに、これではあまりにも普通すぎる“子どもの絵日記”になってしまう。まさに『記事タイトルに偽りあり』だ。サラダをサクっと完食したところで、次は肉料理に合わせてみることにしよう。もっと“イチゴ感”を味わえるかもしれない。

とはいえ、この記事を執筆している夜中に料理をするには、あまりにも食材が足りない。本当はソテーした鶏肉などで試したかったのだが、代わりに近所のセブン・イレブンで「焼きとり串」(105円)を急きょ調達することにした。塩分を摂りすぎないよう&ドレッシングの風味を味わえるように表面のタレをクッキングペーパーで十分に拭き取る。

準備完了。ここは遠慮なく、たっぷりとドレッシングを付けていただくことにしよう。

 

深夜にドタバタと準備を完了させて、早速一口食べてみた。

深夜にドタバタと準備を完了させて、早速一口食べてみた。

深夜にドタバタと準備を完了させて、早速一口食べてみた。

 

・・・これだ!!!!

 

レモンとイチゴの果汁が焼き鳥の脂っこさを消してくれて、ヘビーな味わいの焼き鳥が、かなりサッパリと食べられる。口の中にはイチゴのフルーティーな甘味がほのかにただよい、肉の旨みを引き出してくれるのだ。そして、ダイレクトに味わったときは塩気が強い印象だったが、肉に合わせるとドレッシングが余計に主張することはなく、果汁の風味と共に肉の旨みをしっかりと味わうことができる。これは大正解!

 

ドレッシングは、サラダなど野菜に合わせる以外になかなかいい活用法がないが、試食した「いちごイタリアンドレッシング」は、サラダに合わせたときと、肉料理に合わせたときで全く違った表情を見せてくれる。元々、海外の肉料理ではフルーツをソースに使用することは少なくないので、この組み合わせに間違いはないのだ。これからの暑い時期は、野菜、お肉をたっぷり入れた「パスタサラダ」のドレッシングなどにもぴったりかもしれない。スーパーで売っている普通のドレッシングではなかなか体験することはできない、とてもマルチな才能を発揮してくれる一品だった。

 

このように、地方の農産物直売所には地元の特産品を活かした面白い商品がいっぱい。

ぜひあなたも、遠出の際には直売所を楽しんでみてはいかが?