水煮缶を味方につけよう!
水煮缶を味方につけよう!

魚やトマトなどの水煮缶。デリケートな食材が新鮮なまま長期保存できるので、安い時に買いだめしている人も多いのでは?また、開けてそのまま調理に活用できるとあって、便利なイメージも強いだろう。

我が家にもこれだけあった
我が家にもこれだけあった

以前、青魚に多く含まれる成分「EPA」のダイエット効果が注目された際、商品棚からサバの水煮缶が消えた時期があった。だがサバに限らず、ノンオイル・薄味加工の水煮缶には食材をそのまま食べる以上に様々な健康効果があるそうだ。今回は水煮缶による食生活の改善に注目したアスコムの新刊「血管を強くする『水煮缶』健康生活」をご紹介したい。

「血管を強くする『水煮缶』健康生活」/女子栄養大学栄養クリニック
「血管を強くする『水煮缶』健康生活」/女子栄養大学栄養クリニック

なお同書では「サバ・サケ・トマト・大豆」を“水煮缶四天王”と称し、それぞれの栄養価やレシピ、健康生活のコツなどが詳しく書かれているが、筆者はその中でもトマト缶をクローズアップする。
 
トマト缶は、完熟トマトを新鮮なうちに湯むきして、トマトジュースを注いで加熱殺菌・加工したのもの。だが、トマト缶を開けてみて「生のトマトよりもずいぶん赤いな…」と感じたことはないだろうか?同書によると、加工用のトマトは生食用と品種が異なり、「赤系トマト」という色の濃いタイプが使用されているそうだ。

トマトの赤い色素であり抗酸化作用があるリコピンは、色が濃いほど効果が高くなり、またうまみ成分とも呼ばれるグルタミン酸は赤く熟しているほど増えるのだそう。つまり、トマトの栄養をより効率よく摂る事が出来るのがトマト缶というわけだ。

◆トマト缶がデパ地下スイーツみたいに!「トマトオレンジ寒天」

そんなトマト缶を使ったレシピの中から、暑い季節にもピッタリのヘルシースイーツ「トマトオレンジ寒天」を作ってみた。実は筆者は生のトマトがあまり得意ではないのだが、これにはちょっと感動したのである。

トマトが苦手な人にこそオススメしたい
トマトが苦手な人にこそオススメしたい

材料はトマト缶、オレンジジュース、レモン、ハチミツ、そして粉寒天。まずトマト缶(1缶)とハチミツ(大さじ3)、レモン汁(大さじ2)をミキサーにかけて、ピューレ状にしておく。次に鍋でオレンジジュース(300cc)と粉寒天(4g)を温め、1分間沸騰させたら火を止めてトマトピューレを少しずつ加えて混ぜる。型に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成(※記載の分量は6人分)。

かんきつ類にも血管を強くする効果があるよ!
かんきつ類にも血管を強くする効果があるよ!

トマトの青臭さは全くなく、爽やかで甘酸っぱい味わいが非常にクセになる。寒天はゼラチンに比べて若干固い食感になるが、トマトピューレの効果でやわらかくリッチな口あたりに。自分で作っておいてなんだが、デパ地下で買ってきたといわれても信じそうな高級感すら漂っている。

リッチな食感
リッチな食感

また、鮮やかなレッドが食卓も華やかにしてくれるので、おもてなしにも良さそうだ。

食後のお口直しにお出ししたい
食後のお口直しにお出ししたい

同書にはこのほかにも、水煮缶と相性の良い食材を使ったレシピが豊富に掲載されており、読後はすっかり水煮缶マスターになった気分。改めて大きな声で言おう、水煮缶は買いだめしておいて損はないぞ!