アメリカ・ニューヨークでカップケーキの代名詞的存在となっている「MAGNOLIA BAKERY(マグノリアベーカリー)」。その日本1号店となる「マグノリアベーカリー表参道」が、6月16日、表参道「GYRE(ジャイル)」(東京都渋谷区)内にオープンします!
こちらのカップケーキ、「SEX AND THE CITY」でキャリーとミランダがほおばるシーンでも有名なので、気になっていた方も多いのでは?でも筆者的には、お笑い芸人のさまぁ~ずさんが某番組で“あま~い”と悶絶していた印象の方が強いのです…。とにかく色んな意味で気になってしょうがない!プレス向け内覧会でひと足早く味わってきました。
◆「マグノリアベーカリー表参道」は、行列パンケーキ店「カフェ・カイラ」の隣
マグノリアベーカリー表参道は、表参道沿いをキャットストリートまで進んだビル「GYRE(ジャイル)」の地下1階にあります。ちなみにお隣は人気パンケーキ店「カフェ・カイラ」。この日も長蛇の列ができていました。
◆“古き良きアメリカ”を感じる店内
パステル調に統一された店内は、スツールや床のタイルにいたるまでヴィンテージ感が漂っています。いわゆる“古き良きアメリカ”ってやつでしょうか…。珍しくて小物の一つ一つまでじっくり眺めてしまいました。
また、店員さんがカップケーキにクリームデコレーションを施す姿をガラス越しに見ることもできます。同店のこだわりの1つである「Baked Fresh(常にできたてをお届けすること)」が感じられますね。
◆カップケーキだけじゃない!とにかくスイーツが豊富
そんな空間にずらっとカップケーキが並んでいるのですが、ケーキ部分はシンプルに「バニラ」と「チョコレート」の2種類のみ。どちらも新鮮なバターをホイップした自家製クリームがたっぷりデコレーションされています。色とりどりのパステルカラーが花屋さんのようで、見ているだけでわくわくしちゃいます!
オーダーするとお花の形のデコレーションもしてくれるそう。
ピックなどのデコレーションアイテムを購入して飾ることもできますよ!
このほかにも、ケーキやクッキー、ブラウニーなどがとにかく豊富に用意されていてビックリ。150種類にもおよぶメニューの中から、なんと毎日40種類以上のスイーツが店頭に並ぶそうですよ!
◆気になるカップケーキのお味は?
さて、見た目のかわいさは文句なしの100点満点ですが、肝心のお味の方はいかがでしょう?この日は試食用に、ミニサイズのカップケーキとバナナプティングをいただきました。
バニラの方からひとくちかじってみると、ふわぁ~っといい匂いが広がります。おや?そんなに甘くない?…と思ったら、あとからキター!あっまーーーーーい!ケーキ部分はしっとりとしていて普通の甘さなのですが、デコレーションのバタークリームが強烈に甘い!筆者もかなりの甘党ですが、ここまで甘いものを食べたのははじめて。脳天にガツンときます。一緒にもらったブラックコーヒーがよく合うぞ。
でも、一度食べると脳が慣れるのでしょうか、不思議とこの甘さがちょっとクセになるのです…。そのままチョコレートの方もパクリ。改めて冷静に分析してみると、ケーキやクリームからはバターやカカオの味わいがきちんと感じられ、手作りの素朴な味わいがあります。1996年の創業以来、ニューヨークで長く愛されてきたというのも納得です。
バナナプティングの方は、滑らかで濃厚なカスタードとごろっと入ったバナナのバランスがよく、ほおばると幸せな気持ちになれる絶品。カップケーキほどではないですが、これも一般的な日本のデザートよりは甘みが強い印象でした。
同店の営業時間は11時から20時。オープン後はおそらく混雑が予想されますが、テイクアウトできるのでゆっくり食べられますね。なお保存料を使用していないため、カップケーキの賞味期限は当日中だそうです。クリームが固くなってしまうので冷蔵庫は NG。保存は常温で!
それにしても、日本人向けにリメイクされることなく上陸したマグノリアベーカリーの潔さは称賛に値します。ニューヨーカーに憧れている方はもちろん、我こそは甘党だ!という方、挑戦するのは自由ですが、くれぐれもハマり過ぎないようお気を付けて!
変更後)当日中