エースコックから、マヨネーズを入れ過ぎた「鬼マヨ焼そば」に続き、こんどは激辛スパイスを入れ過ぎてしまったという「鬼辛焼そば」が発売された。価格は214円(税込)だ。

まったくもう、お茶目なんだから...
まったくもう、お茶目なんだから...

「鬼辛焼そば」は、ソース味のカップ焼そばに、唐辛子と魚粉をブレンドした “激辛スパイス” を大量に加えて食べるという商品。「激辛」はよくあるけど「鬼辛」っていう辛さの単位は初めて聞いたし食べたこともないので、この機会にチャレンジしてみることに。


挑発的なパッケージ
挑発的なパッケージ

パッケージを開けると、中にくだんの激辛スパイスが入っている。これは食べる直前にトッピングするそうだ。

後入れの激辛スパイス
後入れの激辛スパイス

麺をお湯で戻し、ソースを絡めて準備は完了。それでは、いざ、激辛スパイスを加えてみるとしよう。

どさっ...
どさっ...

...あれ?なんか多くない...?ものすごく多くない?そして、赤くない??

急に怖くなってきたので慌ててかき混ぜてみたところ、麺全体に大量の唐辛子が絡まり真っ赤になってしまった。ソース焼そばに唐辛子をトッピングしたというより、むしろ「唐辛子そばにソースをかけてみました」感が否めない。

が、ここまできたからには食べるしかない。おそるおそる、口へ運んでみると...ぅおっ、辛い...辛いぞ!! 後からジワジワくるタイプだこれ!!! 体じゅうの汗腺から水分が噴き出てきたぞぉぉぉ!!!

さすがは『EDGE』シリーズ!エッジィだよ!尖ってるよ!!
さすがは『EDGE』シリーズ!エッジィだよ!尖ってるよ!!

激辛パウダーが固まっているところをうっかり食べてしまうと、舌がしびれるほど辛い。ていうか、痛い。まんべんなく混ざっているところを食べても、2口、3口と食べ続けると結局痛い。

具材のキャベツを食べれば辛さが和らぐかと思ったが、逆効果。キャベツにもしっかりスパイスをまぶしてしまったため、さらに唐辛子を吸い込むという結果に。口の中が熱くなりすぎて「ひーふ、ひゅふー」と呼吸がおかしくなるレベルだ。

だが、香ばしいソースと激辛唐辛子が合わさって生まれる絶妙なスパイシーさがクセになる...といえなくもない。辛いけど、美味いのだ。魚粉のおかげだろうか?

さあ、あなたもこっち側へ...
さあ、あなたもこっち側へ...

ちなみに蛇足だが、鬼辛状態になった口の中をクールダウンするのに冷たい水を飲むと余計に辛さが増して「ヒー!」となるので注意だ。筆者調べでは、飲むなら「豆乳」がオススメ。トロリとまろやかな味で、舌をやさしくいたわってくれる。

もし「鬼辛」に挑戦してみたいというエッジィな読者がいたら、激辛スパイスを一気に入れるのではなく、ちょっとずつ足して様子を見ながら食べるのがいいかもしれない。

まさかの「カルシウムたっぷり!!」
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