東日本大震災以来、筆者もつねに非常時用の “防災リュック” を用意するようになりました。中に入れるのは懐中電灯や防寒具、そしてやっぱり欠かせないのが「非常食」ですよね。

さっと食べられて、栄養価の高いものを
さっと食べられて、栄養価の高いものを

これまで非常食といえば、長期保存はできるけれど、あまり美味しさを期待できるものではありませんでした。でも災害時こそ、美味しいものを食べると少なからずホッとすると思うんです。食べ物の力って、偉大ですもんね。

ということで今回は、えん食べ編集部が見つけた「美味しい非常食」をご紹介します。ぜひ、みなさんの防災対策にもご参考くださいね。

■水・熱いらず!そのまま食べられる「ボンカレー」

大規模な災害時は、水道、ガス、電気などのライフラインが復旧するまでにおよそ72時間かかるといわれています。その72時間をサポートしてくれるのが、大塚食品「ライス 72H+ボンカレー 72H セット」です。

平べったいのでリュックにも入りやすい
平べったいのでリュックにも入りやすい

この商品は、水や熱を加えなくても食べることができるライスとカレールウのセット。賞味期限は、常温保存で製造後3年です。スプーンやおしぼりも付いていて、パッケージからそのまま食べることができるので、お皿などを準備する必要もありません。

中身はこんな感じ
中身はこんな感じ

おしぼりとスプーン付き。優しい気遣い
おしぼりとスプーン付き。優しい気遣い

食べる場合はまず、ライスのパウチの封を開け、中に入っているご飯をスプーンで軽くほぐします。そこに直接ルウをかければ、もう完成!

スプーンでライスを軽くほぐして
スプーンでライスを軽くほぐして

そのままパウチにルウを入れる
そのままパウチにルウを入れる

1分で完成!このまま食べられるよ
1分で完成!このまま食べられるよ

ライスは水で炊かなくてもいいよう、少しおかゆ状になっていますが、お米の噛みごたえはちゃんとあります。コクのある中辛ルウには、一口サイズにカットされたジャガイモ、ニンジン、お肉がゴロゴロっと入っていて、本当に非常食なのかと疑ってしまうほどの美味しさ!

もちろん、温めてもおいしいよ!
もちろん、温めてもおいしいよ!

 
1パック1人分で、想定価格は550円前後。現在は、電話問い合わせでのみ販売されているそうです(2014年4月4日時点)。

■美味しいパンの缶詰め「アキモトのおいしい備蓄食」

「おいしい備蓄食」として人気急上昇中なのが、パン・アキモトの缶入りソフトパン。1缶430円で、ネット通販サイトから購入することができます。

スペースシャトルにも積載されたらしい
スペースシャトルにも積載されたらしい

フレーバーは、ストロベリー、オレンジ、レーズンの3種類。いずれも賞味期限は製造日から37か月(約3年)となっています。

缶を開けると、中から芳醇なパンの香りがあふれ出します。包み紙をつまんで引っ張り出してみると、円筒型のパンが登場!

包み紙を引っ張って出します
包み紙を引っ張って出します

食べてみると、「これ、今日焼きました」と言われても信じてしまうレベルのふわふわ食感に驚き!それぞれ、フルーツの味もしっかりあります。

焼きたてみたいにふわっふわ!
焼きたてみたいにふわっふわ!

中でも筆者のお気に入りは、オレンジ。マーマレードを練り込んだようなみずみずしい甘酸っぱさで、まさか缶詰めのパンとは思えないほどの美味しさでした。

奥がオレンジ、手前がレーズン
奥がオレンジ、手前がレーズン

ちなみにこれ、保存料は入っていません。缶の中にパンを入れて焼き上げ、すぐにフタを閉めるので、焼きたてのような柔らかさを保ったまま3年も保存がきくんだそうです。

缶には災害用伝言ダイヤルの使い方も記載
缶には災害用伝言ダイヤルの使い方も記載

また、以上のほかにも日清食品明星食品ではカップめんの賞味期限がこれまでより1~2か月延長され、備蓄用に長期保存しやすくなりました。こういったものを数種類ずつ組み合わせて用意しておくのもいいかもしれませんね。