ロッテ『ビックリマンチョコ』と今年10周年を迎える人気ゲームシリーズ「モンスターハンター(以下、モンハン)」のコラボ商品「ビッ狩りマンチョコ」が、3月25日に発売された。
筆者は双剣使いのハンターでもあり、かつビックリマンチョコ世代でもある。そう、4月の増税を前にして、今買うとしたらこれしかないっっ!!!!
■箱買いの目的とは
今回箱買いしたのは、もちろん趣味のためだけではない。先日、いきつけの美容師 T 氏との会話の中で、なぜかは忘れたがビックリマンチョコの話になり、彼が意気揚々とこう言ったのだ。
「ヘッドって端っこに入ってるんだよね~」
“ヘッド”とはいわゆる出現率の低いレアシール。ああ、そうだ、確かにそんなウワサあったわ…。ためしに同僚らにも聞いてみたところ、人によってレアシールの出現場所は異なっていた。いわゆる都市伝説的なものなのだろうか?気になる。
だが、最近のビックリマンチョコ コラボシリーズは全20種類前後と少なめで、噂ではレアシールの出現率も特に変わらないらしい。1箱は30個入り。とすると…
「1箱買ったら全部揃うのでは?」
という妄想も止まらない。3千円でモンスターが集まるなら安いもんだ。モンハンのプレイ時間を時給換算したら余裕で払える。オトナはいつだってずるいんだ。
というわけで、以上の2点を検証するため箱ごと入手してみることにした。
■まずは都市伝説を検証
前置きが長くなったが、さっそく開封してみよう。
なお、箱の側面にはこちらの意向を見透かしたように、「1箱の中に同じ種類のシールが含まれている場合があるのでご了承ください」ときっぱり書かれている。
上面を開けて組み立てると、おなじみの店頭販売スタイルになった。
今回のシールは ノーマル版(全20種)に、ビッ狩りマンオリジナル描き下ろしキャラクターが登場するシークレット版(全4種)を合わせた、全24種。シークレット版がヘッドといったところか?まずは、レアシールの出現率が高いと聞いた四隅と右後ろから3番目を開封する。
シールには、モンハンおなじみのモンスターたちがビックリマン風に書き下ろされている。いつもは憎たらしいアイツも、デフォルメされるとなかなかかわいい。
全てホログラム仕様なのでシークレットかどうか判断しにくいのだが、四隅は割と見慣れたモンスターだったのでノーマルと判断。続いて右後ろから3番目というピンポイント過ぎる位置を開けると…
あの手の付けられなくなったスーパーサイヤ人状態のラージャン(No.22)が出てきた!これたぶんシークレットな気がする!このフォント昔見たことあるもん!
結果はこんな感じ。もちろん1箱だけでは判断できないが、もし開封直後のビッ狩りマンチョコに出会ったら右後ろから3番目を試してみてはいかが?
■続いてすべて開封
他の編集部員たちから好奇の目を向けられつつ、黙々と残りの25袋を開封していく。最後に番号順に並べてみると、なんと、見事コンプリートしていた!!!!!
筆者のイチオシは…コレ!“夢のコラボで誕生した新獣人種”ことビッ狩りニャン(No.21)。うわーい可愛すぎるよぉぉぉ!この装備欲しいよぉぉ!
■次回のクエストは、「ウエハースチョコを美味しくせよ!」です
こうして、幸運にも1回の箱買いでコンプリートすることができた筆者。ウワサの検証はともかく、袋を開けている最中は終始アドレナリン放出しっぱなしだったので、人は「子どもの頃の追体験をするとテンションが上がる」ことは確かだ(いまだにゲームしてるけど)。
そしてふと我に返ると、そこには大量のウエハース…。筆者も社会人の端くれ、この子たちの存在を無駄にはしない。次回、筆者のようなやり過ぎな人に向け、ウエハースチョコの美味しい食べ方をお届けしたい。